ホクロはチャームポイントである場合もありますが、人によってはそれがコンプレックスであったり。


周りはそれほど気にしていなくても本人にとっては気になる存在ですよねー!


アラフォーになってくると周りでもしみやホクロ除去を真剣に考えている人が結構います。


昔よりもホクロの除去は敷居が低いイメージはありますが、ほくろを除去するとどんなことになるのでしょうか。


中には美容クリニックに行かずに「自宅で除去してしまう!」というツワモノもいるみたいですが、やはりメリットもあればデメリットもあるはず。


自分で取るならば金銭的には安いと思いますが、そのぶん不安ですし失敗のリスクも考えますよね〜


ホクロを自宅で取ることを考えている方に向けて、ホクロを自分で取る方法や金額、そして危険なホクロの見分け方について詳しく調べてみました!


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自分で取るほくろ除去_「カソーダほくろ除去クリーム 」の失敗リスクと金額は?

「カソーダ」と聞いても何のことだか分からなかったのですが、どうやらアメリカで販売されているピーリングクリームのようなものだそうです。


こんな商品になります!


出典元:https://item.mercari.com/


アメリカのHeritageという会社で販売されています。


日本でも輸入・販売されています。


カソーダは「ひまし油」と「重曹」が合わさったもので、イボやほくろ、うおのめ、タコ、シミに効果があるという説明がありました。


自分でカソーダを作って試している人もいるようです!


自分で作ると費用は2000円ほどで安価で作れますね。


ひまし油と重曹を2:1の割合で混ぜて作ります。



 このように効果を実感する声も多く見られることは確かなのですが、一方で危険性を呼びかける声も多くあります。


 


詳しくは動画でも解説していますのでご覧ください。



病院に行って取ってもらわなくても自分でほくろを除去できるとあって一時話題になったカソーダ。


しかし皮膚にトラブルが起きやすく、治療法として確立していないので個人的にはあまりおススメできません。


もし試してみたいのであれば、目立たないところで少しだけ試して効果があれば、やってみてはいかがでしょうか。


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自分で取るほくろ除去_「もぐさ 」の失敗リスクと金額は?

出典元:https://www.nagoya-iken.ac.jp/


もぐさと言えばお灸の時に使うことで知られていますが、これがほくろの除去に使えると言う口コミがありました。


お灸で使うもぐさは米粒大の大きさで最大80度くらいまで温度が達します。


私はお灸が好きでもぐさもよく鍼灸師さんに使ってもらっていますが、ツボにもぐさを乗せられ最大温度に達すると「アチッ!!」となります。


この瞬間がツボに刺激を入れたということになるみたいですが、本当~に熱いです。(でもこれが癖になるんですけど)



この時I度熱傷と言って、皮膚が赤くなり痛みがあるけれど数日で治り傷跡が残らない程度の「やけど」に分類されます。


これをほくろの上でやるとどうでしょう。


ほくろの上にもぐさを置いてI度熱傷程度の「やけど」をさせて皮膚を焼き切るのです。


するとほくろが焦げて除去することができるのです。


ただし、厳密にはほくろが取れるのはほくろの隆起している部分だけであってキレイに除去できるわけではありません。


それに平たいほくろの場合は皮膚の深いところまで細胞があるので、この方法では効果がありません。


●もぐさのメリット

・自宅で簡単にできる
・費用がそれほどかからない。(もぐさ代100g1000円ほど)
・お風呂に入ったりメイクがすぐに可能


ただしデメリットとして

・やけどの危険性がある
・やけど跡が残る可能性がある
・ほくろが完全に取れないことが多い


ということがあります。


もぐさはあくまで民間療法なので、自己責任でお願いします。


ただ、実際に「ほくろが取れた!」という人がいるのは事実のようなのできちんとメリットとデメリットを理解した上で使ってくださいね。


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自分で取ってはいけない!悪性ほくろの特徴とは?

悪性ほくろを検索すると、ちょっとフツーではないほくろの画像が出てきます。


そう、悪性ほくろの主な特徴は

・ほくろに濃淡がある
・形がいびつ(丸や楕円ではない)
・段々大きくなってくるもの
・濃い部分が隆起しているもの


このようなほくろがある場合は要注意です。


ほくろを取ることよりも、早めに皮膚科などの専門医の診察を受けましょう。


 


ホクロは、絶対ハサミやカッターなどで切ってはいけない!
オロナインに効果なしの理由とは?

Q&Aサイトにほくろをカッターで取ろうとしてしまった人の投稿がありました。

鼻の下にホクロがあり、すごくコンプレックスでした。

カッターで除去も中学生の時に試みましたよ。

でも痛いだけでした。

そもそもホクロは皮膚の深い部分から色が違うらしいので、カッターで切った傷跡がかさぶたになってはがれても元通りになるだけでした。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/より引用


ほくろをハサミで切ると痛いですか?

血は出てきますか?

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/より引用


いくらほくろを取りたいからと言って、カッターやハサミで取ろうとすることは絶対にNGです!


傷口から細菌に感染して可能することもありますし、ほくろに変に刺激を与えると皮膚がんの原因になることもあります。


自分で何とかしようとせず、本当に除去したいのであればきちんと病院で取ってもらいましょうね!


オロナインに効果なしの理由とは?

自宅で簡単に出来るほくろ除去の方法として「オロナインを付けると消える!」という噂があります。


これについて調べてみるとオロナインは「ほくろの除去に効果なし」ということが分かりました!


オロナインの効能は

にきび、吹出物、はたけ、やけど(かるいもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん、しらくも

と記載されているのでほくろの除去が出来るとはされていません。


ネット上にも「オロナインを塗ったらほくろが消えた!」的な人も見当たらないため、オロナインをほくろに塗ると除去できることはないと思われます^^;


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病院で取るほくろの手術その1_レーザー治療法の特徴と手術の金額は?

ほくろとは

メラニン色素を含む細胞、即ちメラノサイトが、皮膚の一部に周囲より高い密度で集まってできた母斑の一種。

https://ja.wikipedia.org/より引用

 

ほくろが目立つところに出来たり、知らない内に数が増えていると嫌ですよねー!


時にはほくろがチャームポイントになる場合は良いのですが、それがコンプレックスになる場合もあり「ほくろを除去したい!」と考える人も多いです。


実際にほくろを取る方法として一番初めに考えるのは

「病院で取ってもらうこと」ですよね!


まず病院で取るほくろの手術として「レーザー治療」があります。


主に用いられている治療は「炭酸ガスレーザー」と言ってレーザーでほくろを削り取る方法です。


流れをざっくり説明しますと


局所麻酔をして炭酸ガスレーザーでほくろを削ります。


ある程度深さを削った後は穴をあけるようにまだらに削り、自然に皮膚が閉鎖するのを待ちます。(約2か月ほど)


傷跡が完全に消えるには1年ほどかかるので時期選びは慎重にしましょうねー。


費用は約1万円前後です。


レーザーで除去した人たちの声を紹介すると



レーザー治療をした人の声を見ると、多少の痛みは伴うようですね。


でもレーザー除去については満足している様子がうかがえます。



●メリット

・1回の治療で完全に除去
・出血がない
・通院が1回で終わる
・手術よりも時間が短い
・病理組織学的検査が可能
・健康保険が適用される

ただ、デメリットもあります。


●デメリット

・除去した跡が少し残る
・跡の部分にシミが残ることがある
・再発の可能性がある

デメリットもありますが、メリットの方が上回るように思うので、検討してみてはいかがでしょうか。


ただ、適応があり医師の判断によりレーザー治療が出来ない場合があります。


レーザー治療の適応は

 

・顔にあるほくろを除去する場合8ミリ以下。

その他の部位では5ミリ以下

・ほくろが隆起した形状のもの


それでは次にメスによるほくろ除去についてご紹介します。


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病院で取るほくろの手術その2_メスによるほくろ除去の特徴と手術の金額は?

メスによるほくろの除去を行う場合の適応は


ほくろを除去した時に皮膚を縫える部位のものとなります。


メスによるほくろ除去の手術の流れをざっくりと説明すると


局所麻酔をして紡錘形にほくろを切除し、周囲の正常皮膚と切除部位を糸で縫い合わせます。


手術時間は約5~15分程度。


費用は約1万円前後です。


メスによりほくろ除去を行った人の声を聞くと

 

身体にメスを入れると思うと怖いですよね。


でも実際除去してみると「やって良かった!」という声が目立ちます!


メスを使う場合はほくろが大きく目立つ場合に適用されることが多く「ほくろがなくなった!」という実感がより沸くのかもしれません^^


こんなメリットがあるんですよ!


●メスによるほくろ除去のメリット

・1回の手術で完全にほくろを取り切れる
・ほくろの病理組織を検査することができる
・健康保険の適用が可能
・再発の可能性はほとんどない


一方でデメリットがあることもお忘れなく・・・


●メスによるほくろ除去のデメリット

・手術の傷跡が残ることが多い(あったほくろの2倍くらい)
・抜糸のために数回通う必要がある


最近ではメスを使うよりもレーザー治療の方が多いです。


ほくろのタイプによって医師に最善の治療方法を判断してもらうので、必ずしも希望が通る訳ではありません。


必ずしっかりと医師と相談の上、治療方法を決めてくださいね!


最後にまとめ

いかがだったでしょうか。


ほくろはその人の印象を変えることもある重要なものですよね。


魅力的に映る場合は良いのですが、本人にとってはとてもコンプレックスを持っていることも。


ほとんどの人がどこかしら嫌なほくろがあるのではないでしょうか。


思わず自分で「消してしまいたい!」とカッターなどで切りつける人もいるようですが、危ないので絶対にやめてくださいね!!


あとカソーダやもぐさを用いる方法もあるようですが、あくまで民間療法なのでメリット・デメリットを踏まえた上で自己責任でお願いします。


(でも個人的にはおススメできません・・・^^;)


どうしても除去したいほくろがある人はきちんと病院に行って、医師に

・「除去しても問題ないほくろかどうか」

・「適切な除去方法」

を判断してもらった上で処置をしてもらってくださいね。


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