仕事の日はお昼ご飯を食べた後、歯磨きをできずに困っている人も多いようです。


昼食後に歯磨き出来ないことで「歯に悪い影響があるのでは」と心配になりますよね。


そんな時にお役に立てる臨時ケアの方法をご紹介したいと思います!


ただ、昔は「食べたらすぐに磨きなさい!」と親に怒られましたが、今はどうやら違う常識になったようで・・?


現在推奨されている歯磨きの回数や口腔ケアについて徹底的に調べてみました!


 

職場で昼休みに歯磨きをしている割合はどのくらい?


こちらのグラフは職場で歯磨きをしている人の割合を示したものです。

https://www.itmedia.co.jp/


これを見ると

「歯磨きをしている人」よりも「していない」人の方が多いことが分かります。


私がかつていた職場では半々くらいの割合だったので、一般的にも半々くらいかな~と予想していたのですが、結構少ないですね!


私も自身、職場では昼休みに歯磨きをする派でした。(今思い出すと女子社員が列になって歯を磨いている姿は、ちょっとシュールでしたが・・・^^;)


私も歯磨きの理由はやはり「口臭予防」が一番でしたね。


口臭や食べかすが付いて他人を接して「あ、ついてる」なんて思われたらめっちゃ恥ずかしいですからね。


「歯磨きしない派」の人の意見も聞いてみましょう。

「トイレで磨くのって、なんか汚らしくて抵抗がある」

「職場の給湯室で歯磨きするのが嫌」

「毎日外でランチするので、歯磨きをする時間がない」

「朝晩しっかりと磨いているので、必要ない。」


ということでした。


磨かなくてOKという意見もありますが、大半は「磨きたいけど磨けない」という感じですね。


職場に専用の歯磨きスペースがないなど、環境的に歯磨きをしにくいということでしょうか


 

職場で昼休みに歯磨きをする理由は?


あるQ&Aサイトに昼休みの歯磨きについてこのような投稿がありました。

職場でお昼休みに歯磨きをしたいのですが、歯磨きをする場所がないのです。
接客業なのでお昼ご飯の食べ残しなどが付いていたらと思うと落ち着きません。

引用元:https://chiebukuro.yahoo.co.jp/


毎日昼休みに歯磨きをしていますが、しない人もいます。
正直汚いと思うのですが、皆さんはどう思われますか?

引用元:https://chiebukuro.yahoo.co.jp/


このように毎日昼休みに歯磨きをする人から見ると「するのが常識」と言わんばかりですが、先ほどのグラフを見ると「しない」と答える人の方が多いんですよねぇ・・・。



出典元:https://www.itmedia.co.jp/


その人の、今までの歯磨きに対する意識の違いなのではないでしょうか。


そして「昼休みに歯磨きをする」と答えた人にその理由を聞いてみると・・

「口臭予防」
「歯磨きしないと気持ちが悪いから

という回答がほとんどでした。



昼休みに歯磨きをするのは「他人への配慮」と「歯の健康を保つため」が主な理由のようです。


 

昼食後に歯磨きが逆効果の説はホント?歯磨きできない影響はある?


とりあえず食後に毎回磨いておけばOK」的な考え方の人も多いですよね。


子供の頃、親に「食べたらすぐに歯磨きしなさい!」と怒られた経験から、それが良いと信じきっている人も多いのではないでしょうか。


しかし食後すぐに歯磨きをするのは逆効果であることが分かりました!


大事なのは歯磨きの回数ではなく、いかにタイミングよくプラークコントロール出来るかということなんですって!


「へ?食べかすを取るためにすぐに歯磨きして何が悪いの?」


と言う人のために詳しく説明すると


プラーク(歯垢)の原因となる細菌が口の中に最も増えているのは睡眠中から朝の起きぬけの頃。


ここでしっかりとプラークを除去する必要があるのです。


つまり起床時の歯磨きが大切。


プラス就寝前の歯磨きで、1日計2回で良いとされています。


つまり昼休みは歯磨きをしなくても問題はないのです。


むしろ歯磨きをすることで逆効果になることもあるのだとか!


歯磨きできない影響はある?

食後は、食べ物の影響で、口腔内が酸性に傾いている。
特に現代人の嗜好する甘いものや肉類、アルコールなどは、酸性になりやすい。
その状態で、研磨剤や界面活性剤などの入った歯磨き粉をつけて歯磨きしてしまうと、歯のエナメル質を削り、粘膜を傷めてしまうことになる。

引用元:https://president.jp/


昔は「1日3回、3分間、食後3分以内に歯磨きをしよう」という「3・3・3運動」が国全体で推進されていました。


しかしその後の研究で覆されてしまったのです。


常識を覆されてしまったことを知らない人たちは未だに「食後すぐに歯磨きをする」を「ヨシ」としたままなのでしょう。


常識が変わったことは仕方がないにしても「それでも昼休みに歯磨きをしないと気になる・・」という人もいるのではないでしょうか。


そんなあなたのために昼休みに歯磨きしない時の臨時ケアの方法を次でご紹介したいと思います^^


昼休みに歯磨きできない時の臨時ケア方法は?


食後のケアで大切なことは

・口の中に食べかすをしっかりと取り除くことで酸性化を防ぐ(歯間ケア)

・唾液を口の中や歯の間、歯の付け根に行き渡らせる(口すすぎ)

です。


昼休みに外にランチに行ったり、休みを取る時間がなかったりする場合もありますよね。


そんな時は3つの方法で臨時的にケアできます!


方法その1 キシリトールガムを噛む

出典元:https://mognavi.jp/


手軽に手に入るキシリトールガムは、どうしても歯磨きを出来ない時の強い味方です。
キシリトールガムにはこのような働きがあります。

・プラークの中のミュータンス菌を減少させて虫歯の原因となる酸を作らせない

・甘さにより唾液をより多く出させ、唾液の働きによって虫歯になりにくい環境を作る

キシリトールガムの場合は食後すぐに摂ると効果的です。

ただしあくまでも臨時ケアなので、キシリトールガムを食べたからと言って安心しないようにしてくださいね。


方法その2 デンタルリンス

出典元:https://lohaco.jp/


デンタルリンスは口の中の隅々まで行き渡り、歯周病菌を殺菌・除去し、炎症を抑えて歯周病や口臭を予防してくれる働きがあります!


長時間の殺菌効果があるので、夜まで歯を磨けなくても安心ですね。


ただし歯の隙間の汚れは取れないので、デンタルフロスなどと組み合わせて使うことをおススメします。


方法その3 重曹うがい

出典元:https://search.rakuten.co.jp


●準備するもの

・ペットボトル
・水 500ml
・食用重曹 小さじ1


●やり方
ペットボトルに水を入れ、食用の重曹を溶かしておく。
1回30秒ほど口に含ませてうがいする。


予めうがい用に重曹水を作っておいて職場に持っていけるといいですね!


なぜ重曹が良いのかと言うと・・

食事を摂ると口の中のpHが酸性になります。
酸性の状態で放っておくと、虫歯菌の活動が活発化します。

食後のpHを早く戻す方法として、酸性を中和するアルカリ性の重曹水でうがいをすると口の中が中性となり虫歯菌の活動を抑えたり、唾液も多く出るようになります。


まとめ


いかがだったでしょうか。


職場の昼休みに歯磨きをする人よりもしない人の方が多いという結果もありましたが、基本的に「食後の歯(口の中)に関心を持っていること」が重要なのかなーと思います。


食後の歯(口の中)に関心を持っていれば、1日2回(起床時・就寝前)の歯磨き+必要に応じて適切なケアが出来ますからね^^


どうしても歯磨きが出来ない時などの臨時のケア方法もご紹介しました。


そのひと手間があなたの大切な歯を守ってくれますから、ぜひ実践してみてください!


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