私自身、大人になるまでの間に何本か虫歯ができて苦労した経験から、子供が苦労しないように虫歯菌を入れさせないような努力はしてきました。
でも目に見えないものだけに完全に防ぐのは難しいし、本当に防げているのか・・・?
赤ちゃんの可愛いほっぺを見ていると思わずちゅーしたい衝動に駆られますが、虫歯菌が入るからダメとか、熱い食べ物フーフーはダメとか、ネット上では様々な意見が見られます。
そこで今日は新生児の赤ちゃんの時から実践できる虫歯菌を入れさせない方法を調べてみたいと思います!
私自身、大人になるまでの間に何本か虫歯ができて苦労した経験から、子供が苦労しないように虫歯菌を入れさせないような努力はしてきました。
でも目に見えないものだけに完全に防ぐのは難しいし、本当に防げているのか・・・?
生まれたばかりの赤ちゃんにはまだ歯は生えていないけれど、早い子で生後4か月くらいから小さくて白い歯がひょこっと顔を出し始めます。
虫歯菌とは一体どのようなものなのでしょうか。
むし歯は細菌による感染症だと言われています。
口の中にはプラークと言って細菌の塊が歯の周囲についています。このプラークの中には約300種類の細菌が住み着き、1gのプラークの中に1億個の細菌が住んでいると言われています。
この中でむし歯に関係する菌は2種類です。ストレプトコッカスミュータンス菌(SM菌)とラクトバチラス菌(LB菌)です。
SM菌はお母さんから感染し初期のむし歯を創る菌です。SM菌は砂糖などの発酵性炭水化物を食べ粘着性物質(グルカン)を分泌し歯の表面に強力に付着します。
砂糖を多量に摂取すると乳酸と酸を放出しエナメル質が溶け出します。
LB菌はむし歯の進行に関係し、SM菌によって脱灰(歯が溶け出すこと)されたあとに繁殖し、むし歯を進行させ、充填物、補綴物のマージン(歯と詰物との境目)に生息しています。
飲食回数が多い人、糖濃度の高い飲食物を摂取している人は菌数が多くなります。
出典元:http://www.emasika.jp/
大人から子供への感染はストレプトコッカスミュータンス菌(SM菌)がポイントになりそうですね。
赤ちゃんが新生児~3歳までの間に口の中に虫歯菌を入れないことで、将来的に虫歯が発生するリスクを下げられるというメリットがあります。
赤ちゃんのぷにぷにしたほっぺ。
虫歯菌うつるのは避けたいですもんね💦
でも赤ちゃんのもちもちほっぺの誘惑には勝てない…😚💕— あめこ☔️2m♂☀️ (@amek01kuj1) 2019年3月26日
この気持ちよく分かります~!
よく赤ちゃんにチューをすると虫歯菌が移ると言いますが、大人に虫歯がない場合でも移るのでしょうか?
主人も私も定期的に歯のクリーニングと健診を受けており虫歯はない状態なのですが。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
これに対し、歯科医の先生からの答えは・・
「虫歯関連菌はミュータンス連鎖球菌が有名です。
子どものミュータンス菌は母親(主たる養育者)由来だったという報告や、母親の口腔の菌数が多いほうが子どもへの感染割合が高いという報告もあります。」引用元:https://www.excite.co.jp/
出典元:https://www.kawabe-kids.jp/
そもそも生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌は存在しません。
ほっぺにチューした場合は、大人側の唇等に付着していた唾液が少なからず赤ちゃんのほっぺに付き、そこに触れた手や衣類などから赤ちゃんの口内にミュータンス菌が入る可能性も考えられます。
その危険性を認知しているママが赤ちゃんのほっぺにチューをすることを避けていても、それを知らないパパやおじいちゃん、おばあちゃん(!)が赤ちゃんを可愛く思うあまりチューしてしまうことも!
えっとねえっとね、心が狭いとは思うんだけどね、どうしても耐えられないことがあってね。
義母が娘のほっぺとか手にチューするんですけど、どうしたらいいですか_| ̄|○— なみみ🐰🌷 (@Namipyo8686) 2018年12月27日
赤ちゃんのほっぺにチューをするだけでなく、赤ちゃんにあげる熱い食べ物をフーフーするだけでも、虫歯がうつると言われています。
あぁ・・・ママ達、怒ってます、怒ってます^^;
ご飯冷ますのフーフーはあれだけダメだって言ったのにやりやがった、義母。めちゃショック。
— くーみゃん (@mEWeFYBTaqQsAI6) 2018年7月26日
食後寝ぐずりする長女。
次女見とくから寝かせておいで〜と言うので不安ながらも寝室へ。こっそり部屋を覗くと、義母の箸で、フーフーしたご飯食べさせててぶっ倒れそうになった😱
年寄りって虫歯菌って言葉を知らないのかなぁ……— 無気力のユピー (@stress4stress) 2017年4月8日
気持ち、お察しします・・・。
虫歯にならないようにする予防策をしっかり打ち立てる方向に切り替えていきましょう!
赤ちゃんの使うお皿やスプーン、フォークなどは専用のものを使った方が良いでしょう。
そうなのですよ!義母にも悪意や悪気はないから責めにくいですよね😢
スプーンですら赤ちゃん専用にしてることを伝えたら「えー!そうなんだ!今はそうなってるのねー!誰かに言われたの?医者?え、ネットで色んな意見がみれる?そうなんだー!」とかなり驚いてました🤣ジェネレーションギャップ!— みかん 8m♂ (@al_mi_ka_n) 2019年3月24日
確かにアラフォーの私が子供の頃は、ほっぺにチューは当たり前、母やおばあちゃんに熱い食べ物をフーフーしてもらっていたし、お箸でそのままアーンってしてもらっていました。
だからおばあちゃんの世代の方々が悪気なくしてしまう気持ちもよーく分かります。
でも今の育児は虫歯菌を移さないようにとても気を遣っています。
今の時代で子育てするママ達はインターネットがあったり、電化製品の自動化などで昔に比べて楽な育児をしていると思われているフシがあります。
残念ながら私たち大人の大半はすでにこの菌が口内にある状態ですので、虫歯の予防のためには、数々の方法で殺菌や消毒に努めるしかありません。
・食事の後、甘いものを食べた後は虫歯菌を減らすために歯磨きをする。
・フロス、歯間ブラシを使う
・3ヶ月に一度、歯科医で定期検診を受け、歯のとフッ素を塗布してもらう
・こまめに水分をとる(ドライマウスを防ぎ、歯垢が口内にいつまでも残らないようにする)
・歯に合った歯ブラシを見つけ、定期的に歯ブラシを交換しましょう
・子供が磨いた後は、必ず親が仕上げ磨きをしましょう
※新生児の赤ちゃんで歯がまだ磨けないのであれば、指に濡らしたガーゼを巻き付け、歯茎を拭くと良いです。
・赤ちゃんが新生児~3歳までの間に口の中に虫歯菌を入れないことで、将来的に虫歯が発生するリスクを下げられるというメリットがあります。
・赤ちゃんのほっぺにチューしたり、熱い食べ物をフーフーしたり、食器を大人用のものと共有することで虫歯菌が赤ちゃんの口の中に入るリスクが上がります
・赤ちゃんとのコミュニケーションをとる中で、虫歯菌だけに囚われることはNGです。
それよりも今後お子さんが一生付き合う歯を大事にしていく歯磨き習慣を身に付けましょう。
いかがだったでしょうか。
赤ちゃんとのコミュニケーションのほっぺにチューで虫歯菌をうつすというのはショッキングですよね。