小中学生の間で「失神ゲーム」が流行っているそうです。
 
そんな中、広島県廿日市市の中学生グループが「気絶させる遊び動画」を公開しました。
 
この中学生グループは、仲間の女子生徒の胸部を圧迫して気絶させ、その様子を動画で撮影。 
 
インターネット上で投稿していたことが明らかになりました。
 
中学生グループは、遊び感覚で「失神ゲーム」をやっていたようで、こんな問題になるとは思わなかったとこのこと。
 
いや、いや、あきらかに問題でしょ^^;
 
ことの経緯を調べて見たいと思います!
 

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「失神ゲーム動画」投稿で広島県廿日市市の女子中学生が補導?

事件は11月16日に発覚、投稿された動画が発見され明らかになりました。
 
動画は30秒程度のもので、事件に関わったのは少なくとも「5人の男女」が関与していたそうです。
 
動画の内容は、女子生徒1人を2人がかりで壁に押しつけ、胸部を圧迫
 
その後、女子生徒が倒れ込む様子が映っていました。
 
動画には周りで笑っている声も収録されていて「遊び感覚」でやっていたことが見てとれれます。
               


 
動画はツイッターに投稿され、拡散されて市内の中学校に情報提供が相次ぎ発覚となりました。
 
廿日市署は一部の生徒を補導。
 
この中学生グループは市内の複数の中学に通う友人グループ。
 
「失神ゲーム」に対しては
 

「ネットを通じてこの遊びを知った。いじめではない」

 
と供述しているといいます。
 
確かにイジメではない雰囲気ですが。。。イジメとかイジメじゃないとかの問題を超えていますね。
 
命の大切さをもっと重大に感じて欲しい。
 
人数が多いから、そういう感覚も麻痺してしまったのだろうか?

 

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主犯格は“わたなべみずき”?ネット民により判明?

一体、この動画を公開したのは誰なのか?
 
早くも突き止められていたようです。
 
名前は「わたなべみずき
 
自身のアカウントで動画配信したために、簡単にバレてしまっていたようです。
 


>>ツイッター
>>インスタグラム
 
世間の批判の声は「遊びじゃ済まされない」というものが多数
 

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「失神ゲーム」や「気絶遊び」はネットで遊び半分に公開されている?

失神ゲームは、他人または自己を意識的に失神させたうえで、酩酊状態を観察または体験して楽しむ行為で、「気絶遊び」などともいわれて小学生〜中学生の間では「イジメや罰ゲーム」などの遊び半分な気持ちで行われているようです。
 
しかし、子供が遊び半分でやってもれっきとした犯罪行為
 
同意の上で行われていたとしても当たり前ですが、結果的に致傷・致死となった場合には傷害罪や傷害致死罪になり、集団で行われた場合には、暴力行為等処罰法違反の罪になります。
 
致傷や致死の結果に至らなかったとしても不良行為として少年保護手続の対象になる余地があリ、同意が無いいじめのような場合には、結果の如何に関わらず犯罪に該当します。
 
意外とこの「失神ゲーム」の発祥は古く、日本では1970年代頃から報告されているそうですが、教育委員会が注意をその時ごとに呼びかけも止まらず、今日に至る経緯があります。
 
「失神ゲーム」という軽いネーミングが付けられていますが、失神が原因で障害や後遺症を負ったり、死亡事故となるケースが後を絶たず、米国では毎年40名前後が死亡しているという、とても危険な行為です。
 
今回の女子中学生の「ネットを通じてこの遊びを知った。」という供述通り、ネット上では失神ゲームの方法を解説する動画が氾濫していて「失神ゲームでググると」このように動画が複数出てきます。
 

 
今後はこのような動画に対して、警視庁少年事件課は掲載サイトに有害情報だとして削除を要請するそうです。
 
小・中学生は「失神ゲーム」は犯罪であることをもっと認識して欲しい。
 
このような命に関わることを興味本位で遊びにするような事件が無くなることを願います。
 
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