今年も残りわずか。


お世話になった人へ贈る「お歳暮」も年末の風物詩のひとつです。


最近では若い世代の「お歳暮離れ」もよく言われていますが、デパートなどでは今でもお歳暮の特設会場は健在です^^


まだまだ、お歳暮は人々の生活の中に浸透しています。


それだけにマナーを守らないと大恥をかくことも^^;


そこで今日は親戚にお歳暮をもらった時の

・「お礼状の書き方は?
・「縦書きにするべき?
・「例文を知りたい!

などの疑問を調べてきましたよ!


ぜひ参考にしてくださいね^^


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お歳暮のお礼状を親戚に!
お礼状の基本的なマナーとは?


お歳暮とは、地域によって多少の違いはありますが、12月上旬から12月20日頃に、日頃からお世話になっている方や親しい知人や友人、両親への感謝の気持ちと、相手の健康を願う気持ちを物に込めて贈るものです。

引用元:https://event.rakuten.co.jp/



日本ではお中元やお歳暮などを贈る文化が定着していますが、欧米ではあまりそのような習慣はないようです。


特にビジネスシーンの場などでは「これは賄賂?」と誤解されることもあるのだとか(笑)


お歳暮は「相手への感謝」・「相手の健康を願う気持ちの表れ」などの意味があります。


日本人の律儀で、相手へ気遣いが出来る国民性がお歳暮という形に現れているのではないでしょうか。



それは贈る方だけではないようで・・・


 

このようにお歳暮に対するお返し(お礼状)にも気を配っていることが分かります!


こういうところが真面目な日本人らしく、良いところですね^^


そこでマナー違反にならないお礼状の基本的な書き方を説明します!


頂いた相手との関係がフランクだったり、頻繁に連絡を取り合っている間柄であればお歳暮が届いた当日か翌日までにお礼の電話でも良いでしょう。


しかし仕事などで忙しいと思われる方や礼儀を重んじる親戚やの場合は、ぜひお礼状を書くことをおススメします。


ポイントは5つ!

① お礼状の宛名は世帯主にする
② 差出人名も世帯主にする
③ 温かみを感じる手書きで
④ 便せんやはがきには季節感を感じるものを選ぶと喜ばれる
⑤ お歳暮の品物の感想で喜びを伝える

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お歳暮のお礼状をスムーズに書くための構成は?


お歳暮で相手の温かい気持ちに触れ、今後も良好な関係を築くためにお礼状も心を込めて書きたいものです。



そこでお礼状をスムーズに書くための構成を伝授しましょう!

① 時候の挨拶

② お歳暮を頂いたことに対するお礼の言葉

③ 頂いた品物の感想

④ 相手の心遣いに対する感謝の気持ち

⑤ 相手に対する気遣いと自分や家族の近況

⑥ 結びの言葉


ビジネスシーンではなく、親戚へのお礼状なのでそこまで堅苦しく考えなくて良いと思います。


自分の言葉で柔らかく伝えられたら素敵ですね^^

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お歳暮のお礼状をハガキに書くときの例文は?
縦書きと横書きで気をつけることは?


それでは具体的にどのように書いたら良いのでしょう。


【例文その1】

〇〇様

ポカポカとした午後の日差しがありがたく感じられます。
先日は素晴らしいワインをありがとうございます。
夫ともども大変喜んでおります。
お正月に夫婦で美味しく頂こうと思います。
いつも温かいお心遣いに頭が下がる思いです。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
かしこ


【例文その2】
拝啓

敬具
早いもので師走となりました。
本日は美味しい紅茶を頂き、心より御礼申し上げます。
妻も私も紅茶好きなので、たっぷりと楽しませて頂きます。
〇〇様には今年も大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお付き合いくださいますよう、お願い申し上げます。
ご家族で明るく良いお年をお迎えくださいませ。

敬具
平成〇〇年〇月〇日
△△ 〇〇(氏名)


このようにお歳暮を頂いた感謝の気持ちと、末永いお付き合いをお願いする旨を書くと良いですね!


そして品物の感想も喜ばれます。


これは具体的であればあるほど、喜びも伝わりやすくなるのでぜひ入れましょうね!


ちなみにお礼状は、お歳暮が手元に届いた後、遅くても2~3日以内に投函するようにします。


すぐにお礼の気持ちを伝えることが大切ですよ!



縦書きと横書きで気をつけることは?

一般的なマナーとして、目上の人に対する手紙の場合は縦書きにします。



そして文章の最後に「日付」・「氏名」・「宛名」という順番になります。


相手が目上の方ではなく、関係性が近いのであれば横書きでも問題ありません。


横書きの場合は最初に「宛名」を書き、最後に「日付」・「氏名」の順番になります。

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お歳暮のお礼状を妻が代筆する場合に気をつけることは?


普段家にいることが多い妻の方がお歳暮を受け取る機会も多いはず。


そんな時はご主人に変わって妻がお礼状を出す機会もあるのではないでしょうか。



そんな時にマナー違反にならない代筆の注意ポイントをご紹介します。


差出人名は夫の氏名。ただしその左下に小さく「内」と書く。
「内」というのは妻が夫の名前でお礼状を出したという意味です。
しかしそれほど相手に対してかしこまる必要がなければ、夫と妻の連名でも問題はありません。


相手が会社の上役や重要な取引先の場合は、代筆が失礼にあたる


パソコンではなく、必ず心のこもった手書きにする


このように代筆でもマナーを守れば相手にしっかりと感謝の気持ちは伝わると思います。


基本的には本人がお礼をするべきですが、致し方ない場合もあると思います。


ご主人の顔を潰さないためにも、これらは要チェックですよ!

最後にまとめ


いかがだったでしょうか。


現在はEメールやLINEなどの手軽な方法で連絡を取ることが多いですが、お歳暮など日本に昔からある「相手を思いやる心」には、お礼状などできちんとした形で感謝を伝えたいですね。


だからと言って堅苦しく考える必要はありません。


最低限のマナーを守るだけで感謝の気持ちも伝わるし、相手への印象もアップ!


ちなみに私も毎年お歳暮を贈り、贈られていますが届いたであろう日にちの翌日に必ずお礼状が送られてくる親戚がいます。


手書きで感謝の気持ちや品物の感想を書いてくださっている文面を読むと嬉しく、それだけで心が温かくなります^^


お礼状と言うと敷居が高いと感じる方も多いかもしれませんが、そう言わずに挑戦してみてください。


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