夏は熱中症予防のため、水分をどんどん摂ることが推奨されています。


スーパーやコンビニでは沢山の種類の飲料が置かれていますが、中でも近年目立つのがいわゆる“透明飲み物”。


無色透明で一見普通の“水”ですが、これに味や香りなどの「フレーバー」を加えたものが多く登場しています。


どのように「フレーバー」を付けているのでしょうか。


人工甘味料などを使うなど、体に悪いのでしょうか。作り方が気になります。


また、なぜかこの透明な飲み物が公務員の仕事をされている人が非常に助かっているという話も伝わっており、調べたところその理由は意外なものでした。


なぜここまで爆発的に商品が置かれるようになったのか、シリーズ人気理由も調べてみましたよ~!


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今透明飲料が増えている!巷にある代表的な透明飲料をご紹介!


スーパーやコンビニなどには所狭しと多くの飲料が置かれています。


その中でも目立つのは“透明飲料”。



近年の健康志向で水やお茶を購入する人が多いと思いますが、正直飽きますよね。


でも甘いジュースは糖分が気になります。


そんな人たちの罪悪感をやわらげ、購入に走らせたのがこの透明飲料です!


それでは今巷にある代表的な飲料をご紹介しましょう!


●いろはす
2010年に発売し透明飲料ブームの火付け役となったのが、こちらの“いろはすみかん”。


出典元:https://www.amazon.co.jp/


愛媛県産手摘みの温州ミカンエキスを使用し、爽やかな甘さと後味さっぱりが人気の秘密です。


いろはすは「ミカン」味に加え、「白桃」・「日向夏&温州みかん」・「塩れもん」・「あまおう」・「りんご」・「アロエ」という従来のラインナップに加え、2018年秋からは「ライチティー」・「バナナミルク」・「梨」・「ココナッツ&ヨーグルト」などを加えています。


他にも変わり種として「れもんと鉄分(鉄分入り)」や「メロンクリームソーダ味」・「プレミアムモーニングティーミルク」・「とまと」なども過去にあったとか。


味のバラエティはトップ!


透明飲料に社運を賭けていると言っても良いほどの力の入れようですね!


でもメロンクリームソーダはちょっと・・・^^;


●おいしい水カルピス


出典元:https://www.amazon.co.jp/


アサヒ飲料から発売されている「おいしい水カルピス」は爽やかなデザインと“カルピスの乳酸菌“という健康的に良さそうなパッケージで、何となく買いたくなる雰囲気がありますね~!


「カルピスだから甘いのは分かっている。だけど乳酸菌=体に良いから罪悪感がない」


という購入者の心理が見抜かれていますね~!


脱脂した生乳に、長年受け継がれてきた“「カルピス」の乳酸菌”を加え、発酵させたものを「カルピス酸乳」といいます。
この「カルピス酸乳」をアサヒ独自の製法で透明にして、天然水にブレンドしました。

引用元:https://www.asahiinryo.co.jp/


ここでポイントは、なぜカルピスの“白”ではなく“透明”にするのかということです。


これはのちに説明します!


●ヨーグリーナ

出典元:https://www.amazon.co.jp/


ヨーグリーナは2015年の発売当初、あまりの人気に出荷停止に陥ったほどの人気商品でした。


透明で水のような見た目なのに、爽やかなヨーグルト風味が口に広がって美味しいんですよね~!


安定供給されるようになってからもヨーグリーナの人気は健在で、他の透明飲料に比べて売り上げは抜きん出ているのだとか!


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透明飲料が開発されたきっかけは?
透明飲料は「飲み物自由に選べない」日本の闇が生み出した産物か?


透明飲料はラベルを剥がしてしまえば「ただの水」にしか見えません。


そのため一部の職業の人たちには非常に重宝されるそうなんです。


その職業とは“公務員”です。



にわかに信じがたい話ですが、区役所などの公共機関で働く公務員の人が職場で色付きの飲み物を飲んでいるとクレームが寄せられるそうですよ~。


「仕事中にジュースなんか飲んで・・・!」と快く思わない方々が一定数いるみたいなんですねー。



そのためにそういった需要に応えるべく、メーカーが透明飲料を開発したと言われています。


まさに透明飲料は「飲み物自由に選べない」日本の闇が生み出した産物と言っても過言ではないでしょう。


日本人は生真面目で「こうでなければいけない」という考えをする人が年配者を中心にまだまだ多いのが現状です。


決して間違っている訳ではありませんが、公務員の方々も水分補給は必要ですし「仕事さえきちんとしてくれれば良いのでは?」と私は思ってしまいますけどねぇ。



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これほどまでに透明飲料が普及したのは何故?


透明飲料市場は2010年以降7倍に拡大し、現在10人に4人以上は年に1回以上飲用するまでになっています!


なぜこれほどまでに透明飲料が普及したのでしょうか。


ネットの声を拾ってみると・・・

・「美味しくて飲みやすいからつい飲み干しちゃう」

・「人前で飲んでいても水だと思われるから、周りの目を気にしないで済む

・「フレーバーウォーター」っていう名前が意識高い系に受けそう

・「透明なので、歯は舌に着色しないから良い」


などの意見がありました。


最近では上に書いた「いろはす」・「ヨーグリーナ」などの飲み物の他に、コーラの透明バージョンである「コカ・コーラクリア」やコーヒーの透明バージョンである「アサヒ クリアラテ」、更に透明なビールまで登場しています!


本当に何でもかんでも透明にするんですねー!


しかし肝心な味については賛否両論のようで・・^^;




「透明にしないでそのままのコーラやコーヒーを飲んだ方が良くない?」と思う人が続出している模様です。


ここまでメーカーが透明にこだわっているのは

「他社との差別化を何とか図りたいという思いが過熱していること」

「既存の人気商品を透明化することで、人々の関心をより惹きたい」

という理由ではないでしょうか。


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透明飲料は危険?怖い?水と間違え易い?世間の声は?


透明飲料の種類が多すぎて、一見どれが普通の水なのか迷うことがあります。


普通の水だと思ったら、小さく「レモン果汁」とか「スパークリング」とか書いてあって分かり難いですよね。


高齢者や外国人の方々はかなり困っているようですよ~!


 

 

 

 

結構間違えて購入する人が多いようで「私だけではないんだ・・」とちょっと安心しました(笑)


透明飲料は危険?怖い?

透明飲料について調べていると

・「何でもかんでも水みたいに透明にしているけど不自然極まりない」

・「そもそも水を美味しいと感じられない健康状態になっていることが危険では?

・水分補給を水以外でしてしまう危険な習慣が染みついているのがおかしい」

・「味付きの透明飲料」が怖くて仕方がない。

何だかわからないけど生物的な本能レベルので危険を感じる」

などと透明飲料に対して疑念を持つ人が多くいるのも事実です。


更に透明飲料が危険を及ぼす理由としてこのような意見もありました。


 

 


確かに見た目が透明なので、中に何が含まれているのか飲んでみないと分からないですよね。


それが子供やお年寄りなどの弱者ならば尚更です・・・。


ちょっと怖いかも。


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透明飲料はどうやって作られる?健康への影響はどのくらい?


一般的に流通している透明飲料は、ほとんどが「アロマ抽出法」という方法で作られています。


いわゆる“蒸留”ですね。


透明な液体を作るには、水蒸気をフルーツなど“味”になるものに当てて、成分を十分含ませた水蒸気を急激に冷やします。


すると風味のある液体になるのです。


その後味付けを行えば完成です。


結局のところ水蒸気に香りをしっかり付ける工程さえしておけば、飲む人の脳が匂いで錯覚し、本物を飲んでいるような感覚になるのだそうですよ!


そう考えると「何か騙されている感」ハンパないですね!(笑)

健康への影響はどのくらい?

透明飲料に溶け込んでいる成分の中には人体へ良くない影響を及ぼすものが含まれています。


例えば人工甘味料です。


透明飲料の成分表示によく書かれている「高果糖液糖」あるいは「異性化液糖」、「果糖ぶどう糖液糖」などがこれに当たります。


世界各国でも生活習慣病の原因や糖尿病の危険性が大幅に上がるとして禁止運動が人狩り、禁止や制限をする国も増えています。


他にも香料・酸味料・酸化防止剤・カフェイン・リンなど、身体に有害な物質も多く含まれています。


飲みやすいからと言って、どんどん摂ってしまうことは危険です。


最後にまとめ


いかがだったでしょうか。

スーパーやコンビニに多く並んでいる透明飲料。

「天然水」や「乳酸菌」などという健康的なイメージにより人気があります。

しかしそのクリーンなイメージの裏では人工甘味料などの添加物が多く含まれ、決して安全性が高い飲み物ではないそうです。

私も安さとジュースを飲むことへの罪悪感からつい手を伸ばしていましたが、これからはしっかりと成分を見極めていこうと思います。

自分や子供の身体に入るものは広告などに踊らされることなく、安全性の高いものでありたいですからね!


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