ラオスでダムが決壊し、多数の死者・行方不明が出ています。


このダムを建設したのは韓国のSK建設会社で、このラオスダム決壊は韓国のずさんな工事の責任だという声が上がり、裏事情によると「大林組への対抗心」によって納期を早めたとも言われているのです。


これに対し韓国の反応はどのようなものだったのでしょうか?


またSK建設の責任逃れがヤバイレベルなのだとか!


今日はラオスダム決壊のニュースについて調べてみたいと思います。


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ラオスダム決壊!ダムの大部分が崩壊する大惨事に!事件の経緯は?


2018年7月23日夜、ラオス南東部アッタプーで建設中の水力発電所のダムが決壊し、多くの死傷者が出ています。 


決壊で50億立方メートルの水が流出。水は六つの村を襲って住宅をのみ込み、6600人以上が家を失った。トンルン首相は24日、救助や支援活動を見守るため、閣僚や高官と現地に向かった。県当局は被災者向けに食料や水、医薬品、衣服などを支援するよう国民に呼び掛けている。


発電所の建設は2013年2月に始まった。建設を手掛ける合弁会社にラオスの国営企業、韓国の2社と参画するタイ電力大手ラチャブリ・エレクトリシティー・ジェネレーティング・ホールディングによれば、約9割が完成しており、稼働開始は来年の予定だった。


貧困国のラオスでは、タイやベトナムなど近隣諸国に電力を供給するため、水力発電所の建設が積極的に進められている

引用元:https://www.jiji.com/

 

現在数百人以上の死傷者・行方不明者がいる模様です。


写真を見ても、酷い有様です・・・。


家々は飲み込まれ、人々が住んでいた跡が全てなくなっています。


出典元:https://www.bbc.com/


突然何も前ぶれもなく、水が襲ってきたそうですよ・・。


多くの人が家族を亡くし家を無くし、避難所に入ったり物資を手にすることもままならない状況です。


出典元:https://www.zakzak.co.jp/


この大惨事、自然によるものであれば少しは納得できるところなのですが、実はこれは「災害」ではなく「人災」であるという声が上がっています。



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ダム決壊の理由は建設会社の手抜き工事?施工を早めた理由は大林組への対抗心?


今回決壊したダムの建設は、韓国企業がラオスに投資する最初の発電事業として事業費の51%を政府系の韓国西部発電と財閥系のSK建設とで出資し、韓国がASEANでの存在感を示す看板事業になるはずだったものです。 


韓国西部発電の社長は25日に韓国国会で行った報告で、ダム決壊の理由は記録的豪雨による自然災害ということを強調し、決壊する直前に周辺住民の避難に着手していたことを説明しました。


しかしダム決壊の本当の理由は韓国の建設会社の手抜き工事が原因ではないかと言われています。


 

スタンフォード大学工学部の元非常勤教授で元ダム建設業者のRichard Meehan氏は、今回のダム事故は 不十分な基礎準備、悪質なグラウト(割れ目や隙間に注入するモルタルやセメントペースト)、ハイリスクな設計などの施工不良に基づく「内部の浸食による事故」のように感じると述べた。
引用元:http://asianews2ch.jp/

 

その通り。


浸水の4日前である7月20日には「補助ダムの中央部が11センチ沈下し、亀裂が広がっていた箇所が10か所以上発見された」という報告があったのです。


浸水する前に兆候があったのですね・・・。


しかも現場にいた韓国人は、水があふれだす前にすでに危険を察知。


避難を行っていました。


当然下流にいる地域住民はそんなことを知らず、水に襲われてしまったのです。



きっかけは自然災害だったとは言え、ダムの建設・管理に大きな問題がありますね。


さらに建設工事も、予定よりも5か月も期間を短縮できたということを大々的にアピールしていた直後だったと言います。


韓国がどうしてもダムの完成をは辞めたかった理由は、別の場所で日本企業・大林組が作っていたダムへの対抗心、早期引き渡しによる2000万ドルのボーナスを狙っていたのでないかと言われています。


期間を短縮した分、工事内容もずさんになっていた可能性は高いですね。



そんなつまらない意地やプライドでこれほどまでの大惨事を起こしたこと・・・許せません!


ネットでも




このように韓国のSK建設に対し批判の声が上がっています。


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SK建設の主張は責任逃れで大嘘?国内からも批判の対象に?


SK建設側は「降り続いた大雨が原因」「一部が壊れただけ」などと言い分けしていますが、これに対し「責任逃れだ」という意見が多く寄せられています。 



韓国国内からも・・・


・「韓国人としてラオスの人々に申し訳ない」
・「国内での手抜き工事はよくあることだが、国外でこのような例は珍しい」
・「韓国人は世界一信用を無くした」


さらに驚くべきことに、SK建設は大雨で決壊したという発表をしていますが、なんと降水量ゼロで決壊していたことが判明しています!



もう呆れてものが言えませんね・・・。


責任逃れがひどすぎます。

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SK建設は信用ガタ落ちで株価急落!救援金11億円で事件もみ消しも?


SK建設は韓国内でダム建設分野で1位の企業です。 


企業としての資金や規模は大きくダム建設に関しては多種多様なノウハウを有していたはずです。


しかし今回のラオスでのずさんなダム工事が発覚したおかげでSK建設の信頼はがた落ち。


株価も急落しました!


今後の受注減少が懸念されますね。


そこで少しでもダメージを減らそうとしたのか、韓国SKグループ・チェ会長はラオス災害収拾に1000万ドル(11億)を寄託しました。


「今回の災害で家族や生活の基盤を失ったラオスの住民らにはどんな言葉も慰めにならない。

1日でも早くラオスの住民たちの生活が戻り、傷を負った心が治癒されるよう、最善を尽くす」


と慰労の意を伝えました。


しかし原因がSK建設にあることを思うと素直に受け入れられませんよね。


「このお金で事件もみ消しを狙っているのでは?」と疑ってしまいます。


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最後にまとめ


いかがだったでしょうか。


ラオスで今回決壊したダムの建設は9割終えていました。


しかしその電力の供給先は、地元住民のところではなく、隣国のタイに輸出されるためでした。


地元民の立場からすれば自分たちが何も恩恵を受けることのないダムに街や家族や住まいを奪われたことは悔しくて悲しくてやりきれない筈です。


韓国政府も国際緊急援助隊を派遣し、現地で救護に当たっています。


しかし捜索は難航し、生活もまだまだ先が全く見えない状態です。
SK建設、韓国政府が真相を明らかにすること、全力でラオスの人々を救うことを第一に動いてほしいですね。


つまらないプライドは全て捨てて。


1人でも多くの人が助かることを祈りましょう。

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