今、世間を騒がせている日大アメフト部部員によるラフプレー事件


被害者である奥野耕世選手は無事に試合復帰、加害者選手との間のスポーツマンらしい態度に好感が持てます。


そんな奥野耕世選手を育てた父親・奥野康俊さんも今回の件ではメディアの前に顔を出し、日大の対応を批判すると共に被害届を提出するということを明らかにしています。


また、宮川泰介選手に対しての「嘆願書」を自身のツイッターならびにフェイスブックにてフォーマットをアップ協力を呼びかけているそうですが、しかしこれにも賛否両論があるようです。


奥野康俊さんの堂々としたコメントは只者ではない!と思っていましたが、それもそのはず。


奥野康俊さんの職業は現役の大阪市議会議員だったのです。


経歴や年齢、今後の動きなどについて調べて思います。


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奥野康俊は大阪市議会議員?経歴は?会見は売名行為?


関学大被害者・奥野康俊選手の父・奥野康俊(おくのやすとし)さんは現在52歳です。           


2011年大阪府議会議員としてトップ当選を果たし、現在も市議として活動しています。


引用元:http://news-geispo.2chblog.jp/


日大アメフト部の選手によるラフプレーで息子である耕世選手が負傷し、自ら大勢のカメラの前で会見し、内田監督の発言や日大の対応について強く批判しています。


出てきた時は「素人ながら立派な受け答えをするお父さんだなぁ」と感じたのですが、それもそのはず。


市議会議員であれば公の場で会見することはお手の物ですよね。


大学卒業後からに議員になるまでの経歴は?

そんな奥野康俊さん、立命館大学を卒業後は株式会社リクルートコスモスに入社します。


この会社はリクルートの不動産部門として設立され、2013年からは大和ハウスの子会社となり現在は株式会社コスモスイニシアという社名になっています。


その後1995年池田市議会議員に初当選。


2010年池田市議会議長にまで上り詰めます。


そして翌年、大阪府議会委員に初当選し、現在まで市議として活動してきました。


引用元:https://mikumari39.net/


会見は売名行為?

思わぬ出来事で「被害者の父」となってしまった奥野康俊さん。


その人物はおおさか維新の会の議員だったということは、偶然だったとはいえ奥野康俊さんとしては世間に知名度を上げるきっかけとなりました。

それに対し「売名行為では?」という声が上がっているのは事実です。


会見では息子を想う父として、アメリカンフットボールを愛する者として、悪(日大側)に立ち向かう態度を取っていました。


しかし意図的に怪我をさせられて、黙っている親はいないでしょう。


確かに世の中からは「被害者の父」として同情を得られますし、知名度が上がることで選挙には有利に働くことはあると思いますが、市議は任期満了で終わるつもりのようですから売名行為の可能性は低いと思われます。


市議は任期満了で終わるつもり?

引用元:https://twitter.com/

奥野康俊さんは2018年5月24日自身のFacebookで今後の活動についてこのように語っています。


奥野さんは


「指導者2人に対して、体の震えが止まりません。市議会維新代表にも伝えておりますが、私の記者会見前に決断していたことですが、任期満了をもって大阪市議会議員にピリオドをうち、次の選挙では立候補いたしません。


残りの人生をかけ真剣に、とことん、この問題に向きあう覚悟です」とコメントした。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/

被害者側の立場でありながら、一部で「売名行為」と言われる噂を一蹴するコメントですね。


ここまでの大きな騒ぎになり、息子さんのためにも日大・宮川選手のためにもぜひ日大の膿を出すまで活動をしてほしいですね。


もしかしたら今回のアメフトの事件にめどが付いたら、いずれ国政の方へ進出する可能性もあるかもしれませんけどねー。(個人的見解ですが)


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奥野康俊がアメフトを始めたのはいつ?


奥野康俊さんは大阪府池田市出身で北豊島小学校・北豊島中学校・大阪府立池田高等学校を経て立命館大学理工学部に進みます。           


とても頭が良い方なんですねー。


アメフトの強豪校である池田高校でアメフトを始め、立命館大学でも続けていたのだと思われます。


まさに文武両道だったワケですね!


息子(耕世)は高校時代にチームメイト(武内彰吾)を失っていた?

引用元:https://hotnewsmilk.com/


アメフトは非常に激しい力と力がぶつかる競技なので、命に係わる事故がたびたび起きています。


実は奥野耕世選手、関西学院高校在学中にアメフト部の試合でチームメイトである武内彰吾さんを亡くしているのです。


画像>>コチラ


試合中、攻撃の際ブロックとレシーバーを兼ねるタイトエンドとして出場していた武内彰吾さんは相手選手と正面から衝突して転倒。


4日目に搬送先の病院で急性硬膜下血腫で亡くなりました。


不慮の事故とはいえ、チームメイトが若くして亡くなるということは相当のショックだったと思われます・・。


このような経験からも、今回の悪質タックル事件を許せない気持ちは強いのではないでしょうか。


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奥野康俊が被害届提出後に宮川選手に減刑嘆願書を募集の動き?


2018年被害5月31日、被害者側から今回の悪質タックル事件のラフプレーを指示した内田前監督・井上奨前コーチに対し、傷害容疑での告訴状が提出・受理されました。           


引用元:https://mainichi.jp/


告訴の対象には悪質タックルをした宮川選手の名は含まれていなかったそう。


宮川選手は充分社会的制裁も受けましたし、内田前監督や井上前コーチからの強いプレッシャーによりこのような行動を起こした経緯があります。


奥野康俊さんはきちんと物事の本質を分かっている方で良かったなと思いますねー。


これが事実解明につながる第一歩になってほしいです!


宮川選手に減刑嘆願書を募集の動き?

奥野康俊さんは宮川選手に「寛大な処分」を求める嘆願書を募集しました!

お願いがあります。
前監督は一切の関与を否定。これでは宮川君が、可哀想でなりません。酷すぎます。
親の立場で我が息子と重ねると宮川君は、加害者ではありますが、指導者2人に対して、体の震えが止まりません。(中略)

これでは、宮川くんが可哀想すぎます。
被害届、告訴も含めて内田前監督、井上コーチの2人だけの名前では受理できないと警察から回答を頂いております。
そこで、
宮川君の減刑、と内田前監督、井上コーチに対する厳重処分の嘆願書も出そうと思います。

引用元:http://nlab.itmedia.co.jp/



この呼びかけに集まった署名はなんと4万人を超えたのだとか!


サーバーがキャパを超え、一時はパンク状態になったようですよ!


この嘆願書は、今後の司法判断に大きな影響を与えることになるでしょう。


しかし反対意見も?

2018年5月28日放送のフジテレビ「バイキング」でコメンテーターとして出演する清原弁護士の発言が波紋を広げています。


引用元:https://twitter.com/


清原弁護士は父親である奥野康俊さんの気持ちをよく理解していると前置きをした上で


「(奥野康俊さんの)嘆願書を世間に広く集めるやり方は感心できない。本来、日本の司法は、感情ではなく法と証拠で裁くべき。
“国民の世論”をもって処罰をするかどうかを判断すべきではない」


とコメントしました。


つまり事件の関係者ではなく、テレビやネットでしか事件のことを知らない国民に嘆願書を求めるということは「加害者である宮川選手がかわいそうだから救いたい」という感情からくるもので、事実から裁きを求める行動とは異なると言われても仕方ないということです。


宮川選手をよく知る関係者たちが嘆願書を求めるのであれば意味はありますが、そうでなければ感情をあおっている行為に当たるのではという見解です。


【関連記事】

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日大アメフト宮川泰介の家族構成は?反則タックルは監督指示?

>>田中英寿理事長夫人が阿佐ヶ谷ちゃんこ店で日大の独裁会議?田中理事長の黒歴史とは?


私もこの放送をリアルタイムで見ていたのですが、確かにそうだなと思いました。


全く事件に関係のない第三者が報道を見ただけの国民に嘆願書を求めても効力があるのか「??」という気もしましたが・・・。


ま、でもこれからは警察の捜査が入り、司法判断が入るのですから見届けましょう。


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選手の当時のケガの状況は?現在の状態は?


父・奥野康俊さんもFacebook上で           


「息子は大丈夫です。たくさんの激励のメールありがとうございます」とコメントしていた通り、奥野耕世選手、無事に試合復帰を果たしました。


選手の当時のケガの状況は?

 

背後からタックルを受けて負傷した際、右膝軟骨損傷と腰部打撲で全治3週間と診断されました。


引用元:http://bunshun.jp/


あれほどの衝撃を受けたにも関わらず・・・本当に不幸中の幸いでしたね。


若干足に痛みはあるようですが、試合ではいつも通りの動きが出来たようです。


関学大監督は


「奥野は、3日しか練習をしていないのにいいパフォーマンスができた。(後半に奥野が入って)オフェンスのテンポがよくなった。上出来。思った以上に怪我の治りも早くて心配はなかった。精神面は心配していたが、意外と普通にしゃべっているからね。

奥野は視野が広い選手。ファーストターゲットに投げれないと切り替えてレシーバーを見つけて投げられる。(ディフェンスのマークから)逃げながらターゲットを探すのがうまい。でも、まだ2年。勉強も忙しい。文武両道でやってほしい」
出典元:https://thepage.jp/

と復帰戦の奥野耕世選手の活躍を讃えました!


最後にまとめ


今回の日大悪質タックル事件は、試合を主催した関東学生アメリカンフットボール連盟の理事会からも内田前監督と井上前コーチに対し「除名」とする最も重い処分を決めました。           


内田前監督らは否定しましたが、宮川選手への「つぶせ」発言は「相手を負傷させろ」という意味だったということを連盟から断定されました。


内田前監督は連盟の聞き取りに虚偽の証言までしていたというお粗末さ・・・。


そしてもう逃げきれないと思ったのか、内田前監督はようやく日大の常務理事と、理事を辞任しました!


この決断をするまで長かったですねぇ~!


そして最高責任者である理事長、いい加減に会見をして謝罪しないと収集がつきませんよ。


この問題、まだまだ決着には程遠く、日大の自浄作用も期待できそうにありませんね。


今後の展開に引き続き注目です


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