料理の基本であり、美味しさを大きく左右する出汁


自分で毎日だし汁を取るのは理想だけど、忙しいなか毎日やるのは正直言ってめんどくさい・・・。


そんな人におススメしたいのが「水出し出汁」!


ポットに水と昆布を入れて保管するだけで簡単に出来るそうなんですよ!


水出し出汁を使った人気レシピと合わせてご紹介したいと思います!
主婦(主夫)の皆さん!


必見ですよ!


水出し出汁と火を通す出汁との違いは?抽出時間は?水は硬水と軟水どちらが最適?

働く女性も増え、時短料理や作り置きが注目されていますよねー!


仕事に家事に育児に、忙しい毎日を過ごすなかで「出来れば料理に時間を取られたくない」と思っている人は多いはず。



でも簡単な料理では栄養が充分に摂れなかったり味が濃かったり、単調になったり。


悩みのタネですよね。


そこで簡単に出来て栄養も摂れ、美味しい料理を作れる方法があったら試してみたくありませんか?


それがあるんです!!


それは料理の基本である「出汁」!


時間がないとつい市販の出汁を使ってしまう人も多いと思いますが(私もそうです)自分で簡単に作れる「水出し出汁」が今、密かに注目を浴びているんですよ~!


今までの昆布だしの取り方は、鍋に水と昆布を入れて約30分~1時間抽出時間を置いたら中火にかけて沸騰寸前で昆布を出すというやり方でしたよね。



しかし水出し出汁は下準備や火を使う必要もないのです。


それでは、あまりに簡単すぎる水出し出汁のレシピをご紹介しましょう!


① 「だし昆布」20グラム程度、水1.5リットルを用意する


※昆布はそのままでも細く切ってもOK


② ポットに水道水かミネラルウォーターを注ぎ、昆布を一晩(最低3時間以上)漬ける


これで完成です!!


簡単すぎますよね^^


火を通す出汁と比べて、旨味の成分であるグルタミン酸が豊富に出るため塩分や油を控えめにしても料理が美味しくなるのだそうです。


手間もかからず、更に旨味が増すのであれば断然水出し出汁を利用しないテはありませんよね~!



水は硬水と軟水どちらが最適?

水には硬度という指標があり、水の中のミネラルの内、マグネシウムとカルシウムの合計を表します。


マグネシウムとカルシウムが多いと硬水


少ないと軟水です。


日本の水道水はほどんどが軟水であり、昆布で出汁を取るには最高の水と言われています。


硬水と軟水、味の違いはどのように出るのでしょうか。


そしてどちらが最適なのでしょうか。


あるサイトで味覚センサーを使って実験を行ったところ、同じ昆布だしでも味の違いは歴然だったようです。


特に有意差が出たのは甘味・出汁の決め手となる旨味です。


ではまず甘味にフォーカスしてみましょう。


軟水の方が甘味が強く、味がまろやかになります。


だしの味わいをさらに深いものにしてくれる
と言っても良いでしょう。


そして肝心の旨味は軟水のほうが高く、その差は歴然。



誰が味わっても違いを察知できるレベルでした。


軟水を使った方が出汁の香りを強く感じられ、口当たりも良くなったという感想が多くみられます。


水を変えるだけでそんなに違うんですね~!



水出し出汁の通常の日持ちはどれくらい?もっと長く保存したい時は?

水出し出汁の保存期間は、冷蔵庫保管ならば約1週間程度です。



常温での保存は酸化や腐敗の恐れがあるので避けましょう。


また、夏場は出来るだけ早めに使い切ることを心掛けた方が良さそうです。


火を使った出汁の場合は冷ます時間が必要になりますが、水出し出汁ならばそういう時間が必要ないので便利ですね!


もっと長く保存したい場合は?

すぐに使い切れない場合などは「冷凍保管」がおすすめです!


冷凍保管であれば保存期間は約1か月程度になります。


おススメ方法は、製氷皿を使ってキューブサイズの出汁を作ってしまうこと。


使いたい時に必要な個数を取り出してそのまま料理に使うことができるので便利です。


そういえば子供がまだ赤ちゃんの時に、離乳食用の出汁を製氷皿に凍らせて作ったなぁ~と思い出しました^^


水出し出汁の人気レシピをご紹介!


水出し出汁は和食に限らず、洋食や中華など何でも使うことが出来ます。


数ある水出し出汁を使ったレシピの中からおすすめをご紹介したいと思いまーす!


レシピ①白菜とコーンの豆乳スープ


〔材料〕(2人分)


白菜1/6玉


コーン(ホール)200g

昆布水1カップ
バター10g
塩小さじ1/2
黒こしょう少々
豆乳1/2カップ
スライスチーズ2枚
〔作り方〕
1.白菜は1cmのザク切りにする。


2.鍋にバターを入れ、溶けてきたら白菜、コーンを加えて炒め、塩、こしょうをして昆布水を加える。沸騰したら蓋をして、白菜が軟らかくなるまで15分ほど煮る。


3.豆乳を加えて弱火にし、スライスチーズをちぎって加える。


引用元:https://www.marukome.co.jp/


レシピ②なすと青梗菜のとろみ汁

材料(3~4人分)


なす1個
チンゲンサイ1/2株(約100g)
おろししょうが適量
水だし3カップ
うす口しょうゆ(またはしょうゆ)小さじ4
水溶き片栗粉
・片栗粉大さじ2
・水大さじ3


作り方
1.なすは縦半分に切って、横5mm幅に切る。水にさらして約10分おく。チンゲンサイは軸と葉に切り分け、食べやすい大きさに切る。


2.1のなすの水けをきって鍋に入れ、チンゲンサイの軸、「水だし」を加えて中火にかける。なすが透き通ってきたら、チンゲンサイの葉、うす口しょうゆを加えてさっと煮る。


水溶き片栗粉でとろみをつけて器に盛り、おろししょうがをのせる。


引用元:https://www.lettuceclub.net/


レシピ③カボチャ煮


面取りしたかぼちゃと水だしを入れて落し蓋をし、中弱火で10~15分、かぼちゃがやわらかくなるまで煮る。


しょうゆ、みりんで味付けして出来上がり。


引用元:https://oceans-nadia.com/


レシピ④フライパンで作る茶わん蒸し


材料(2人分 )

たまご1個
水だし120cc

醤油小さじ1/2

みりん小さじ1/4

ホタテ (貝柱)20g(2個)

三つ葉少々

塩少々


作り方
1.たまご、だし、醤油、みりん、塩(少々:加減する)を混ぜ合わせ、裏ごしする。


ホタテは半分にスライスする(半個は底に入れる。半個は表面が固くなってから上に入れる)


2.1人分の器の底に1/2個のホタテを入れ、卵液を加える。泡がたったら泡はしっかり取り除く。2個同じものを作る。


3.フライパンに水を多めに張り、沸騰させる。沸騰したら2の茶碗蒸しの器を入れ、水滴が入らないように布巾をのせる。さらにアルミホイルでフライパンを閉じる。


4. 弱火で5分加熱し、一旦あけ、表面が固まっているところに1/2個のホタテをのせる。再度ふきん、アルミホイルをしたまま10分蒸らしたら完成。(ホタテが大きい場合は表面に加えた後1分加熱して10分蒸らしてください。)


引用元:https://oceans-nadia.com/

ポットでだし汁保管が便利な理由は?

使用する容器は何でもOKですが、使い勝手が良いものはポットです。


麦茶ポットのような形状のものだと冷蔵庫にも立てて保管できますし、持ち手があるので便利ですね~!


そんな水出し出汁に便利なポットを探してきましたよ~!


ウォータージャグ


洗練された無駄のないデザインで収納性が抜群です!
冷蔵庫の中で横にしても置けるという優れもの。
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ハリオ


見た目も可愛いですが、それ以上に使いやすさ・洗いやすさで楽天市場では人気商品となっていました!
これなら毎日お料理が楽しくなってしまいそうですよね♪
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かご網付き水出し茶ポット


こちらも口コミで大人気の水出し出汁で利用できるポットです。
冷蔵庫にもコンパクトに入り、場所を取りません。
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最後にまとめ

● 従来の火を使った方法ではなく、水と昆布を一晩漬けるだけで簡単に出来る「水出し出汁」が今注目されています。


● 水出し出汁は、火を通す出汁よりも甘味や旨味の成分を多く抽出できることです。


● 抽出時間は一晩が理想ですが、最低3時間以上漬ければしっかりと出汁を取ることができます。


● 水出し出汁に使用する水は軟水が最適です。


● 水出し出汁の通常の日持ちは約1週間です。

夏場は早く使い切るようにしましょう。


● もっと長く保存したい時は冷凍にすると約1か月程度保管が可能です。


冷蔵庫での保管は麦茶などに使用できるポットがおすすめです。


いかがだったでしょうか。

「だしを取る」というと何となく「めんどくさい」「手間がかかる」というイメージがあり、私自身も料理の時、あまりやりたくないと思っていました。

でも今回「水出し出汁」のあまりに簡単に出来ることを知ったので早速試してみます!

水出し出汁を使って料理のシンプルな旨味や素材の味を味わう、ということをもう一度見直していけたら良いですね!

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