フワフワのパンにマーガリン。

美味しいですよねぇ〜。

ところが「マーガリンは危険!」という噂があるのをご存じでしょうか。

牛乳から出来ているバターとの違いでマーガリンは危険だと言われているようです。

マーガリンの原料と加工する工程にそう言われる秘密があるようです。

最近よく耳にする「トランス脂肪酸」がマーガリンの危険な理由に関係しているそうですよ〜!

様々な噂が本当か嘘か、調べてみたいと思います!

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マーガリンは何でできているかを解説、バターの違いは?


マーガリンは100年以上前にフランスで生まれた食品で、ナポレオン三世が当時フランスで不足していたバターの代わりになるものを募集。

そこで採用されたのが今で言う“マーガリン”です。

マーガリンという名前の由来はギリシャ語で”真珠”を表す「margarite」から来ています。

なぜ”真珠”が由来になるのか・・・。

それは製造途中で出来る脂の粒子が美しくまるで真珠の粒のようであることから付けられました。

   

出典元:http://seikatsuclub.coop/


原料は植物由来(大豆油・コーン油・ひまわり油・ヤシ油・なたね油など)の油脂です。

日本では多くの人がパンを食べる時にジャム・バター・マーガリンのいずれかを付けて食べますがバターとマーガリンの違いって知っていますか?

見かけはとても似ているふたつの食品ですが、中身は全然違うものなのです。

  マーガリン バター
原料 植物性・動物性の油脂 牛乳
形状 柔らかい・滑らか・練りこみやすい 固い・形状を保ちやすい
種類 カロリーハーフ・チョコレート・ガーリック風味など・お菓子用の無塩タイプがあり 発酵タイプ・お菓子用の無塩バターなどがあり

マーガリンは化学溶剤を使って精製した油脂に発酵乳・食品・ビタミンなどを加えて乳化させた(=混ざりにくい油と水を混ぜること)加工食品です。

その作る途中で水素をくっつけ、常温でも液体にならないようにし、練り合せた加工食品だそうです。

実はマーガリンを作る技術って、すごく難しいことなんだそうですよ!

特に水素をくっつけることは高い技術が必要なんですって。

水素をくっつける=簡単に言うと、液体の油から個体の脂を作るということ。

しかしその高い技術をもって水素をくっつけた時にどうしても発生してしまうのが「トランス脂肪酸」です。

「トランス脂肪酸」は、最近よく聞くワードですが、どんなものなのか実はよく分かりません。

次の項目では「トランス脂肪酸」について調べてみたいと思います。

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トランス脂肪酸が体に悪くて危険な理由は?
多くの国でもトランス脂肪酸を規制している?


まず「トランス脂肪酸」がどういうものなのかを調べてみました。

不飽和脂肪酸には、炭素間の二重結合のまわりの構造の違いにより、シス型とトランス型の2種類があります。

天然の不飽和脂肪酸のほとんどはシス型ですが、トランス型とされる方はまとめて「トランス脂肪酸」と呼ばれています。

人間が摂取するべき栄養素のひとつに脂質がありますが、摂取量が少ないと健康のリスクを高めることが分かっています。

摂り過ぎると肥満や生活習慣病に繋がることはよく知られていますが、少なすぎても駄目なのです。

今回のテーマであるトランス脂肪酸は食品から摂取する必要がないと考えられています。

むしろ摂取し過ぎると健康に悪い影響を与えるということが分かっています。

具体的には

● 悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が増えて、
 善玉コレステロール(HDLコレステロール)が減ることが分かっています。

 心臓病のリスクが高まる

 アトピー性皮膚炎やあせもの悪化

 ホルモンバランスの乱れ

 流産

 不妊症

うわぁ・・・これらの症状を見ると本当に怖いですね。

   

多くの国でもトランス脂肪酸を規制している?

人体への害があることが証明されているため、諸外国ではトランス脂肪酸を規制する動きがどんどん始まっています。

それは 米国・カナダ・デンマーク・スイス・オーストラリア・シンガポール・韓国・フランス・中国・台湾 などです。

レストラン・飲料サービスに限って規制している国もあれば、完全に規制している国もあります。

これだけの先進国が何らかの規制をしていますが、日本ではどうなのでしょうか。

WHO(世界保健機関)などの専門機関はトランス脂肪酸の摂取を総エネルギーの1%以下にするように勧告しています。

日本の場合、その目標を十分に下回っているため、特に規制などは一切行っていません。

う~ん、果たしてそうでしょうか…

今やスーパーやコンビニにはトランス脂肪酸が含まれている食品は数多くあります。

フライドポテト・クッキー・スナック菓子・ナゲットなど 、食べてますよね・・・(-_-;)


出典元:http://www.in-ava.com/


それでも日本人は少ないと言うのでしょうか。

30代女性である私・・・絶対超えています。

多くの識者からはこの野放し状態に対して規制を求められていますが、2018年現在規制はなく、基準値の設定や表示の義務すら行われていないのです。

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マーガリンが危険な理由はトランス脂肪酸にある?


ここで本題に戻します。

マーガリンが危険と言われる理由。

それはズバリ!

トランス脂肪酸が多量に含まれているから。

ここで日本に流通しているマーガリンの、トランス脂肪酸の含有率が高い商品をランキングを紹介したいと思います。(セブン・明治・ヤオコー除く)   

含有率ワーストランキング

1位:マリンフードの「ツキマルゴールド 8g」(6.5%)
同社は給食用の商品が多く、同商品も学校で使われているとみられる。

2位:雪印の「バター仕立てのマーガリン140g」(6.0%)

3位:イオンの「トップバリュ キャノーラソフト 紅花 160g」(5.3%)

4位:「テーブルソフト べに花」(5.3%)

5位:生協の「べに花ハーフ」(4.1%)

ランキングを見ると「バター」「べに花」がというワードが入っていますよね。

これはいかにもトランス脂肪酸が少なく、健康への害がなさそうな印象を与えます。

しかも生協の製品が含まれているのも、主婦としては実に興味深いです。

これらのワースト5は、パンを3~5枚ほど食べると基準値オーバーのレベルです、怖いですね〜。

※調べもと>>参考サイト

このようにトランス脂肪酸の危険性を耳にした世間の人々はどのように感じているのでしょうか。

・「食べるプラスチック」と言われてからバターに変えました!

・マーガリンはゴキブリも食べないという噂。そんなものを人間が食べて良いのか。日本でも規制してほしい。

・マーガリンはやめているけど、お菓子などに入っているものは「ま、いっか」とあきらめている、完全除去は無理だろうから。


危険を感じて止める人もいれば、マーガリンの危険性を知りつつも諦めている人もいますし、半ば公認状態ですね。


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トランス脂肪酸はショートニングにも多い(スナック菓子や揚げ物)


こうなると、普段私たちが口にする食品の多くにトランス脂肪酸が含まれているのではないかと不安になりますよね。

そこで、マーガリン以外でトランス脂肪酸が多く含まれているものを紹介します。

   

100gあたりのトランス脂肪酸の量が多い食品

ショートニングを使って作られているもの

・ビスケット
・クッキー
・パイ
・スナック菓子
・米菓子
・コーヒーミルク
・フライドポテト
・チキンナゲット
・揚げ物


出典元:https://matome.naver.jp/


他にもたくさんありますが、この中でフライドポテトに着目してみましょう。

出典元:https://mac-menu.net/


「アメリカでは使用が禁止された「トランス脂肪酸」だが、日本のマ◯ドナルドでは依然として使われている点について「日本マ◯ドナルド」に直接聞いてみた。

Q. フライポテトはショートニングが使わているのですか?
A. はい、植物・牛脂の混合で利用させていただいております。

Q. トランス脂肪酸など食の安全性が危惧されておりますが、問題ないのでしょうか?
A. しっかりと食品管理をしているので問題ございません、安心して食べていただけます。

米トランス脂肪酸禁止だが日本のマ◯ドナルドは「問題なし」とのこと
参考引用:http://www.yukawanet.com/archives/4568543.html


アメリカのマ◯ドナルドがすでにトランス脂肪酸の使用を取りやめたというのに日本のマ◯ドナルドが「安全」と言える根拠は一体何なのでしょうか・・・。

そんな中、ミスドことミスタードーナツが「脱・トランス脂肪酸」を目指す取り組みを独自で始めたと話題になっています!

出典元:http://nayu727.blog50.fc2.com/


以前までドーナツを揚げる時に使っていた油を「低トランス脂肪酸オイル」に変えたそうです。

油を変えても美味しさは変わらず「むしろ美味しくなった!」という人も続出だと言います。

このように企業がトランス脂肪酸への対策を進めてくれると、私たち消費者にとっても安心です。

ここまで健康に害があると分かっているのに製造をやめない理由とは何ですかね。

ここで止めると「今までトランス脂肪酸の危険性を認知していたのでは?と指摘されかねないからでしょうか。

いや、今はそんなことを言っている場合ではありません。

人の健康が、命がかかっているのですから、早急に規制をしてもらいたいものです!

イライラしがちな方へ

最近、イライラしてますか? 


ちょっとしたトラブルがあったり
なかなか思い通りにいかないと
どうしてもイライラしてしまうことって
あると思います。


特に子育て中の方は
子どもが言うことを聞かないと
ついつい大きな声で怒鳴ってしまって
後悔することってあると思います。


たまたまイライラしていたから
ちょっとしたことで喧嘩になったり
人間関係が壊れたり・・。


そのイライラする原因で
一般的に言われているのは

・ストレス
・睡眠不足、
・元々の性格(怒りっぽい)

以外にもあることがわかっています。


どんなに穏やかな人でも
怒りを抑えられなくなってしまう
恐るべき原因があるのです。


その原因とは「食」です。


コンビニやお惣菜、外食中心の
生活を送っている方もそうですが

できるだけ自炊をする家庭でも
怒りっぽくなってしまう原因があります。


食と安全を研究して40年以上の
医者や大学教授も太刀打ちできない
日本を代表する食の専門家が

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イライラしがちな方、
特に子育て中の方は必見です。

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最後にまとめ


マーガリンは植物由来の成分から出来ており、製品に加工する際に出来る「トランス脂肪酸」が健康に悪影響を与えると言われています。

しかしマーガリンだけが悪い訳ではなく、ショートニングにも多くトランス脂肪酸が含まれています。

ショートニングを使った食品と言えば、クッキーやコーヒーのミルク、菓子パン、フライドポテトなどにも多く含まれています。

普段私たちの身近にある食品にこれほど健康を害する成分が入っていると思うと恐怖以外の何物でもありませんよね。

先進国の多くがこの「トランス脂肪酸」規制をしていますが、日本では2018年現在規制をしていません

どうしても私たちが除外するのが難しいからこそ、そもそもトランス脂肪酸を含めない(あるいは低減化)するよう、法規制をしてもらえるようお願いしたいところです。

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