実は私、子供の頃は野菜全般が嫌いでした。
でも、大人になって舌が変わったからなのか、今はほとんどの野菜が好きです。
しかーし!唯一、今でも苦手な野菜があります。
それは人参です。
と言うわけで、人参嫌いの私が人参の臭み取り方法などを調べて実践&実況しまーす!
冷凍庫で長持ちする人参保存方法など、お役立ち情報もご紹介します!
塩で揉む(水にさらす場合_プラス酢でより効果的に)
私ほどの人参嫌いになると、食べない前提なので「食べられる工夫」などは考えません。食べませんからね!
でも、この記事を書くのも何かの縁と思って…実況がんばります!
臭みの強い人参は、下処理の一手間で臭みをとることができるそうです。
やり方はとても簡単、人参を切ったら塩で揉む!
塩が人参全体に行き渡ったら、5分~10分ほど置いて水で塩を洗い流したら完了です。
水にさらす場合は、人参を切ったら、塩で揉んでからさらしましょう。
さらに、お酢を加えるとより効果的みたいですね。
人参の臭み成分はお酢と相性が良いらしく、お酢を加えることで臭みが取れるそうです。
水にさらす時間を増やすのも良いみたいです。
早速、私も試してみました!
とりあえず、控えめに千切りにして塩揉み、水にさらした後、味付けなしで炒めます。
た、食べられるー!
臭みが気にならなーい!
味付けはしていないのに!、感動です!
塩で茹でる(グラッセの場合_プラス酒でより効果的に)
次は、塩で茹でる方法です。
グラッセなどにする場合は、プラスお酒を加えるとなお良いらしく、かなり臭みを取ってくれるとか。
グラッセは1番苦手です…大きいし、「人参」!を主張しすぎですからね…
当然、またまた実践してみます!
グラッセイメージでに大きめにカットして、お酒を入れて塩茹で…
ん?に、臭わない?食べられるー!
もちろん、味付けはしていません!
こんなに大きいのに!
独特の臭みと言うか、えぐみも感じません。
食感もなめらかなように思います。
大きさからも煮込み料理にぴったり!案外、簡単なんですねー。
油を使うことで栄養吸収も良く、臭いも気にならない!
人参嫌いのお子さんをお持ちのお母さんは、調理方法に頭を悩ませることも多いと思います。
私自身、自分が食べなくても子供には食べてほしいので、常備野菜として大いに活用しているくらいです。
人参に大した栄養がなければ、無理して食べなくてもいいのですが、人参はβ-カロテンが豊富に含まれていて栄養満点ですからね。
β-カロテンは油に溶けやすい脂溶性ビタミンなので、栄養を十分に吸収するには、油と一緒に調理することがベスト、特にキンピラゴボウやかき揚げなどはおススメです。
この2品は、栄養吸収が良くなるだけでなく、人参の臭みが気にならなくなるというメリットもあります。
ゴボウは臭いが強い根菜なので、一緒に炒めれば人参の臭みは負けてしまいますし、かき揚げも油で揚げてしまうことによって甘味が増すんです。
確かに、私もキンピラやかき揚げだと避けずに食べています。人参嫌いの人は、油調理で人参の栄養素をしっかりと頂きましょう!
ちなみに、β-カロテンは皮のすぐ内側に多いので、皮ごと料理してくださいねー!
人参を保存するときの基本について
臭み取り&栄養吸収OKのところで、次は人参の保存方法についてです。
これからは私も大量買いするかもしれないので気になります!
ちなみに買い物時のコツですが、人参は赤みが濃く表皮がなめらかで、茎の切り口の軸の部分が小さいものが柔らかくておいしいそうです。
黒ずみがなくみずみずしいものを選んでくださいね。
おいしい人参選びもマスターしたところで、保存方法の基本もマスターしましょう!
★冷凍保存
丸ごと冷凍もできますが、丸ごとだと使う時に不便です。
切ってからキッチンペーパーなどでしっかり水気を取り、ジップロックなどに入れて冷凍しましょう。
ただ、若干、色や味が変わるかもしれません。その場合、解凍せずそのまま調理してくださいね。
千切りやイチョウ切りは、冷凍保存に適していますが、カレー用などの大きく切ったものは、冷凍するとあまりおいしくないみたいです。
1番のおススメは、蒸したり茹でたり、加熱からフリーザーバッグに入れての冷凍です。
1回ごとの使う分量に分けると便利ですね。

冷凍庫で1か月程度の保存が可能です。
★冷蔵庫保存
葉付きの物は、葉の部分を根もとから切り落とし、泥付きは洗い落としてしっかりと湿気をふき取ります。
新聞紙に包みポリ袋に入れ、口をしっかりと閉め野菜室に立てて保存。
ジップロックに密閉しても大丈夫です。

エチレンガスを発するりんごと一緒に保存すると、苦みが増すので避けてくださいね。
これで夏場の賞味期限は、1~3週間ほどです。
切った物は切り口から傷み始めるので、ぴったりとラップで包んで冷蔵庫に入れてください。
3日~4日くらいが限度なので、切った物は早めに使い切りましょう。
★常温保存
人参は冬場や春先など、温度が比較的低い季節なら常温保存も可能です。
葉が付いている場合は切り落とし、泥が付いている場合はそのままにして、1本ずつ新聞紙に包みます。
新聞紙は人参自体の乾燥を防いでくれますからね。

ポリ袋に入れ口をしっかりと閉め、冷暗所に立てて置いておきましょう。
冬場の常温で賞味期限は、2~4週間ほどです。
★天日干し
天日で干すと、水分が減って味が凝縮されますので、甘みが増します。
さらに、うまくいけば半年~1年保存可能です。
薄切りにしてザルに並べ、数日間じっくりと日向で干します。
その後、ポリ袋に入れて冷蔵庫保存。楽しそうなので、やってみたいですねー。
明らかに黒く変色していたり、カビが生えていたり、周りがヌメヌメしている時、臭いがおかしい時などは、残念ながら腐ってしまっています。
食べるのはやめておきましょう。
ぶよぶよしていたり、シワシワになっている時も、食べてもおいしくありません。
変色が一部分なら、その部分を切り落とすか、厚めに皮をむいて食べることはできますが、やはり常にベストな状態で食べることができるように、上手に保存してくださいね!
番外編_土に埋める編
田舎で畑をやってる人は、冬場の大根や人参などの根菜類を土の中に埋めて保存します。
冷蔵庫よりも新鮮で長く保存できるようです。

土の中は温度の変化がなく、適度な湿度もがあるかららしいですね。
1度抜いてから再び埋めることで、根が切れて成長が穏やかになり、おいしい時期を長く楽しめるみたいです。
そのため、あえて人参の1番おいしい時期の一歩手前に抜く人も多いようですね。
畑だけでなく、プランターや鉢植えでもOKなんですよ。
プランターに土を入れ、人参を寝かせるように埋め、上から土→ブルーシートで覆います。
ただ放置すると、栄養素が消費されて味が落ちたりするらしいので、1ヶ月に1回程度は追肥した方が良いみたいです。
プランターなら私でもできそうです。試しに土中人参やってみます!成功を祈っていてください!
そもそも、なぜ私は人参だけいまだにダメなのか?
この機会に自問自答してみました(かなり大げさ?)
独特の臭みと苦み、そして微妙な甘みが好きになれないこともありますが、小学生時代の苦い思い出のせいかもしれません。
給食の酢豚に入っていた人参を牛乳で丸呑みし、窒息しそうになったんです。そして、牛乳ごとリバース …
ちょっとしたトラウマです(泣)
特に丸呑みできない大きめサイズは苦手で(丸呑みはやめましょうね)、カレーやシチューもすりおろしたいくらいです。
最後にまとめ
今回、意外にも簡単な方法で臭みが取れることや保存方法がわかりましたので、これからはジャンジャン人参を活用していきたいと思います!
最後に、初めて知りましたが、人参の栄養素βカロチンには美肌効果もあるそうです… これはなおさら食べないわけにはいきません!
目指せお肌ツルツル―!