日本女子卓球界の新星・平野美宇選手。
世界に通用する程の選手をどうやって育ててきたのか、多くの親たちがきっとその方法を知りたいでしょう。
しかし平野美宇選手の活躍の裏では意外な事実が・・・。
母が美宇選手の妹である、平野亜子さんが発達障害者であることを女性自身で告白しました。
出典元:stone-roses.org
「障害があってもなくても子育ては同じ」という信念で、ここまで娘たちを育て上げた母。
その内容について調べてみました。
母が新著で三女の発達障害を告白。
写真左から:平野亜子、平野世和、平野美宇、平野真理子 出典元:www.akb48matomemory.com
ドイツ・デュッセルドルフで開催された卓球世界選手権女子シングルスで48年ぶりに銅メダルを獲得した平野美宇選手。
その母・平野真理子さんが、新著「美宇は、みう。」で三女・亜子さんの発達障害を告白しました。
>>美宇は、みう。 夢を育て自立を促す子育て日記 [ 平野真理子 ]
著書の内容を簡単にご紹介しますね。
「今回の本で、三女の亜子が発達障がいとともに生まれたことを初めて書きました。
私は美宇という日本一の卓球女子を育てた母親と言われますが、同時に障がい者の娘を育てた母親です。
どちらも同じ子育てなんです。そのことを伝えたいと思いました」
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170630-00010015-jisin-soci
平野美宇選手が世界で活躍し、注目を浴びている陰で実はこのような事情があったのですね。
発達障害を始め、様々な障がいを持つ親御さんの中には、子供の病気を隠すことが多いという話をよく聞きますが、母・真理子さんは隠すつもりはないようですね。
確かに「亜子さんが発達障害では?」という噂は、以前からあったようです。
その噂の根源は突き止められなかったのですが、どうやら有名な某掲示板サイトで「平野美宇選手の妹が少しおかしいよね」というスレッドが立ったそうなのです。
そこからあらゆる人が発言していく中で、いつの間にか「発達障害者だった」という話になってしまったようです!
亜子さんの発達障害疑惑は“根拠のない噂話”だと思われていましたが、今回女性自身の記事の中で、母・真理子さんは発達障害を告白し、真実であったことが分かりました。
そもそも「発達障害」とはどんな病気なのでしょうか? 調べてみました。
発達障がいとはどんな病気?
発達障がいとは、生まれつきの脳機能の発達のアンバランスさ、
凸凹とその周囲の人とのかかわりのミスマッチから、
境生活に困難が発生する障がいのこと」
引用:リタリコ https://h-navi.jp/column/article/134
本人は普通だと思って行動していても「衝動的でわがまま」「人の話を聞けない変わった人」「親のしつけの問題」などと誤解され、批判を受けたりすることも少なくありません。
それがその人の個性なのか、障がいなのか見た目では分からないだけに厄介です。
しかも、最近の風潮として「ちょっと周りの人と変わっている」=「発達障害」と結び付けてしまう人が多いようですよ。
子育てのサイトなどでも「うちの子、ちょっと変かも。発達障害では?」と悩む子育て中のお母さんの書き込みをよく見かけます。
しかし発達障害は、医療機関や相談機関で面談やテストを受けて初めて診断が出来るもので、ネットはもちろん、親でも診断はできないものです。
発達障害に対する誤った解釈が誤解を生み、またどんどん誤った方向に広まっていく。
然るべきところからの正しい知識を得ることが大切だと言えますね。
>>平野美宇の母親はかわいい!でしゃばり?父親は医者(内科医)?
母・真理子さんによると、亜子さんのエピソードとして
- 対人関係が希薄で思ったことをそのまま素直に行動に移す
- 幼児期は先生のお話が嫌で聞けず、すぐに向こうに行こうとしてしまう
- 無理に引き戻しても逆効果なので、ゆっくり諭すように話して時間を掛けた
- 一人で物事を出来ない。頬にケチャップが付いていても平気
ひと言で「発達障害」と言っても、数種類に分類されます。
- 広汎性発達障がい(ASD:自閉スペクトラム症)
- 注意欠陥・多動性障害(ADHD)
- 学習障害(LD)
母・真理子さんの話したエピソードから見ますと
- 対人関係が築くことが困難であること→広汎性発達障障害?
- 落ち着いて話を聞けない→注意欠陥多動性障がい?
- すぐに向こうに行こうとしてしまう→注意欠陥多動性障障害?
- 人からどう見られていようが、気にしない→広汎性発達障害?
あくまでもエピソード上だけですが、このような症状が当てはまりそうです。
しかし上記でも述べたように、発達障害の診断は素人では判断ができないため、亜子さんが発達障害の中でどれに当たるのかは分かりません。
もしも「発達障害では?」という疑念を持った場合は、”なるべく早い時期に”、“適切な相談機関や医療機関で診断を受ける“、ということが大切だそうです。
>>美宇は、みう。 夢を育て自立を促す子育て日記 [ 平野真理子 ]
「美宇も亜子も子育ては同じ」
小学校日本代表まで育て上げた母の愛
出典元:www.sanspo.com
母・真理子さんが語るエピソードは、ごく一部のことで恐らくコントロールのつかない時などは非常に大変な思いをされたことは想像に難くないです。
しかし発達障害があるからと言って、子供に対して必要以上に同情的で過保護になってしまったり、逆に世間の目から遠ざけるなどの行動をしてしまうことは、子供にとって良いことと言えるでしょうか?
母・真理子さんはそのようなことはせず「美宇も亜子も子育ては同じ」と必要以上に病気に左右されない子育てをされていたようです。
大きな転機になったのは、亜子さんが6歳の頃。
美宇選手の遠征に同行するため、母・真理子さんが不在にすることに寂しさを感じていた亜子さんは「亜子も卓球をやる」と言い出したのです。
「本人がやるというならば、ママの私も徹底して付き合おうと。
美宇がたまに実家に戻った時は卓球で亜子の相手をしてくれます。
亜子にとって日本代表の姉は雲の上の存在。
美宇から「亜子、こういう風に返すんだよ」と
レッスンをしてもらうと
「美宇ちゃんが教えてくれたよ!」って大はしゃぎ!
~中略~
言われたようにひたむきに一生懸命練習していました。
執着心は相当なものなんです
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170630-00010015-jisin-soci
“一旦興味を持つと過剰と言えるほど熱中し、周りが目に入らなくなる“というのも発達障害の特徴のひとつと言えますが、病気は関係なく亜子さんは卓球が好きで、姉・美宇選手のことが本当に好きで尊敬しているのがよく分かりますね!
亜子さんはそんな姉の背中を追って、現在は小学生の日本代表として国際大会で活躍する程の実力をつけています。
不規則な回転の魔球で格上の相手に対し勝利を収める姿に母・真理子さんも嬉しさに目を細めていることでしょう。
今まで苦労があったからこそ「あの亜子が・・・」という気持ちになるのも無理はありません。
「本人が好きだと思うものを徹底的にやらせ、親はとことん付き合い、見守る」
理想ではありますが、実際なかなか難しいことだと思います。
スムーズにいかないこともあったでしょうし、母・真理子さんは美宇選手の試合や遠征などでサポートもしなくてはいけないでしょうから…
まさに小学校日本代表まで育て上げた母の愛ですね。
>>美宇は、みう。 夢を育て自立を促す子育て日記 [ 平野真理子 ]
平野美宇選手をはじめ、伊藤美誠選手、早田ひな選手など世界で十分通用する選手がどんどん現れている日本女子卓球界。
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妹の亜子さんも、この選手たちと肩を並べる日もそう遠くないと思われます。
母・真理子さんは子供たちに常々「プロの卓球選手になる!」、「オリンピックに出場して、必ず金メダルと取る!」などと、夢を言葉に出させてきたと言います。
“言霊”とよく言いますよね、口に出して言っている内にそれが現実のものになると。
平野姉妹がいつか夢を叶える日が楽しみですね! 頑張ってほしいです!!