皆さんは「卓球天才少女」と聞いて、皆さんは誰を一番に思い出しますか?

泣き虫あいちゃんこと福原愛選手でしょうか?

ちなみに福原愛さんも今となってはもう人妻ですねぇ・・・年月を感じます(^^;)

話を戻しますね(笑)

違うんです、今はもう愛ちゃんは遠い過去の話。


木原美悠(きはらみゆう)選手と言う、若干13歳にして数々の記録を打ち立てている凄い選手がいるのです!!

試合の様子を動画で見ましたが・・小学生とは思えない技術と気迫に驚きました。

今日は「福原愛2世」や「スーパー卓球小学生」などのネーミングがつけられている

木原美悠選手について迫ってみたいと思います。

卓球界に怪物!木原美悠の華麗なる経歴は?

13歳の少女に「怪物」なんて傷ついちゃうかもしれませんが、本当に木原美悠選手は凄いんですよ。

まずはその華麗なる経歴からご紹介しましょう!


出典元:geinou-resistance.info


名前:木原美悠(きはらみゆう) 出身地:兵庫県明石市 生年月日:2004年6月3日(12歳) 世界ランキング:120位(2017年6月現在)

木原美悠選手の父親・木原博生さんは元卓球の選手で、現在は兵庫県明石市で「ALL STAR」という卓球教室を経営されています。


写真:木原美悠の姉_木原茉鈴(まりん) 出典元:kazuya1111.blog.so-net.ne.jp



写真:木原美悠の姉_木原翔貴(しょうき) 出典元:tama-photo-studio.com


姉も兄も卓球の強豪選手という、まさに「卓球一家」で育った木原美悠選手。

4歳の時に父親の卓球教室で初めてラケットを握ります。

5歳で全日本選手権バンビ(小学二年生以下)女子シングルスに出場。

3回戦まで進むものの、平野世和選手(平野美宇選手の妹)に惜敗。

ここで負けた悔しさが、それからの木原美悠選手の強さに繋がったのです!

6歳になる頃は、同世代にはもはや敵なしの状態になりました。

多くのジュニアの大会で優勝を繰り返し「スーパー小学生」などと呼ばれ、恐れられる存在となりました。

そして全日本選手権の8強選手と日本卓球協会から推薦された4選手が出場する「LIONカップ 第20回ジャパントップ12大会」に史上最年少で出場しました。

これはあの伊藤美誠選手の11歳2か月で出場した記録を破ったんですよ!

それだけでも凄いのに、さらに14歳の平野美宇選手から史上最年少で1ゲームを奪ったり、24歳の社会人相手にも1ゲームを奪ったと言いますから、どれだけ強いんでしょうね~!

身長も小学6年生の時にすでに160cmを超えていたと言います。

「怪物」と呼ばれても仕方ないかも!?(笑)

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小学校はどこ?プレースタイルと使用ラバーは?


木原美悠選手は、兵庫県明石市に住んでいます。

小学校は「明石市立二見西小学校のようです。

卓球の練習ばかりで小学生時代はちゃんとお友達と遊べたのか、ちょっと気になりますね。

木原美悠選手、卓球が桁外れに強いだけに、つい小学生らしさを探してしまうのですが、その点は大丈夫のようですね。

「好きな食べ物はリンゴ・嫌いな食べ物はピーマン」と、子供らしくて安心します。(笑)
ランドセルを背負った画像も拝見しましたが、まだまだ幼さの残る少女です。

中学校はそのまま地元の「明石市立二見中学校」に進んでいるようです。

卓球の練習場所が主に自宅の卓球教室なので、中学校も通いやすい近場を選んだのでしょう。

卓球部にはさすがに入っていないようです。

強すぎて対戦相手がいませんよね・・・(^^;)

そんな木原美悠選手の強さの秘密に、使用しているラケットやラバーがあります!
木原美悠選手のプレースタイルは「右S裏粒前陣攻守」というものです。

謎の言葉が並んでいて、素人には全くちんぷんかんぷんですが解読していくとこのようなものです。

「右」→右利き

「S」→ラケットの握り方でシェイクハンドを指す

「裏」→ラケットに貼るラバーが裏か表か

「前陣攻守」→選手の立ち位置(前位置)と打点が速く攻めていくスタイル

つまりは「右利きで、表面の平らな裏ラバー、裏面に粒の出ている表ラバーを貼ったラケットを、シェイクハンドで持ち、卓球台により近い位置に立ち、速攻を得意とする」というプレースタイルだそうです。

この形は、福原愛選手と似ているのだとか、「第二の福原愛」の呼び名も納得ですね。

ところで木原美悠選手の愛用しているラケットやラバーについて多くの問い合わせが来ているようなのでご紹介しますね。

●ラケット ビジョンソフトカーボン グリップ:FL スウェーデン製

●ラバー ターゲットプロGT-47 フォア面 色:赤 厚さ:MAX ドイツ製

●キラー Dr.Nubauer バック面 色:黒 厚さ:1.8ミリ 下回転に強いラバーのようです。

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父の指導法はゲーム感覚?実は兄も姉も強かった!


学校が終わると、毎日4時間父であるコーチと卓球の特訓が始まります。

寝るのは深夜0時を回ることもあると言いますから、まさに卓球漬けの毎日ですね!

普通だったらそんな生活に小学生が耐えられないと思うのですが、木原美悠選手の場合はちょっと違いました。

父の指導法はゲーム感覚?


コーチの木原博生さんは以前卓球雑誌でこう語っています。

子どもの場合は、ゲーム練習の中でいつもと違う技術をやったり、コースを狙うなど遊び感覚で色々と挑戦して、選手自身で新しい感覚を発見できるというメリットがあります。

美悠に対しても、練習法やプレースタイルなどをがちがちに固めず、ある程度自由にやらせているので、それが実戦での強さに繋がっているのだと思います」 ~卓球王国6月号より~

確かに子供に対して「あれやれ、これやれ、次はあれ」のように決めて指示をしてしまうと、自分のやりたいように出来ず嫌になってしまいますし、仮にその通りできていたとしても、いざその通りにできなかった時に混乱し、自分で対処が出来なくなってしまいます。

幼い頃にそうやって育った子供がやがて学生や社会人になった時に打たれ弱かったり、自分がどうしたいのかなどの意思すら分からない人間になってしまうのですよね。

私も子育て中なので、これは非常に勉強になりました!(笑)

そんな偉大な父でありコーチの元には木原美悠さんの他に2人の子供がおり、それが姉の茉鈴さんと兄の翔貴さんです!

茉鈴さんは高校二年生の時に兵庫県選手権ジュニアの部で優勝し、3年連続インターハイに出場しています。

そして翔貴さんは中学二年で近畿大会優勝、全国中学校大会で8強に入っている凄い選手なのです。

この3人兄弟は「木原3兄弟」と呼ばれ、卓球界では知らない人はいないと言います。

卓球の英才教育を受けてきたこのきょうだい、恐るべしですね!

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親から受け継いだ卓球の才能、恵まれた体格、卓球にどっぷり漬かれる住環境、実力派のライバルが多くいる日本卓球界。

このような非常に恵まれた環境で卓球に励むことのできる木原美悠選手は、今後とてつもない卓球選手になっていきますね。

先日行われた中国オープン2017のU-21女子シングルスでは1・2回戦では勝つことが出来ましたが、準々決勝で日本の塩見真希選手に2-3で負けてしまいました。

次のオーストラリアオープンでは優勝目指して頑張ってほしいです!!

日本卓球界の新星に期待しましょう!

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