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芸歴77年の大ベテラン女優 赤木春恵さん。
最近あまりテレビでお見かけしませんね。
2017年の現在は、どのように過ごされているのでしょうか。
死去や認知症説まで浮上してきているようですが、お元気なのか気になりますね。
93歳というご高齢だけに心配です。
またお孫さんが俳優の野杁俊希さんなのは事実なのか?
そして、あの“福山雅治”さんと、どのようなきっかけで文通が始まったのか?
調べてみたいと思います!
赤木春恵の経歴、代表作は?
赤木春恵さんは1940年に16歳で銀幕デビューを飾ります。
若い頃の画像も、すごくお綺麗ですね!
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これまでに出演した作品は130本以上です。
89歳の時に「ペコロスの母に会いに行く」で映画初主演。
「世界最高齢での映画初主演女優」として、ギネスにも認定されました。
すごいですね!
認知症の噂はこの映画の役柄からきているようです。
赤木さんの代表作というと「渡る世間は鬼ばかり」が記憶に新しいでしょうか?
泉ピン子さんをいびりまくる姑役は強烈でしたよね。
でも私的には「3年B組金八先生」なんです。
大きな器の君塚校長は、理想の上司だ!と思います。
金八シリーズの大ファンなので、かなり私情が入っていますが、ご容赦を(笑)
ちなみに赤木さんを調べていたら「大好き!五つ子」と検索にかかりましたが、赤木さんは出演されていません。
おそらく赤木さんの後に校長を演じた茅島成美さんの間違いでしょう。
五つ子のおばあちゃん役をされていましたからね。
現在は要介護4でパーキンソン病だった…福山雅治と文通も?
そんな赤木さんの2017年現在の状況ですが、2015年に自宅で転倒し大腿骨を骨折してしまい、車いすの生活を送っていらっしゃいます。
「要介護4」の認定を受けているとのこと。
要介護4とは、排泄や入浴などの介助が必要な状態のことです。
不自由なお身体はお辛いでしょうね。
また、パーキンソン病も患っているといいます。
パーキンソン病は、脳の異常が原因で体の動きに障害がでる病気です。
赤木さんも少しずつ硬直が進んでいるらしいので、不安を感じていらっしゃることでしょう。
でも、そんな赤木さんの心の支えとなっている人物がいます。
歌手の福山雅治さんです。
3年前の映画祭で福山さんと知り合い、それをきっかけに文通が続いているのだとか。
赤木さんのエッセイにも福山さんは帯文を寄せています。
年の離れた福山さんとの交流は、とてもいい励みになっているようですね。
旦那は他界、孫は俳優の野杁俊希
私生活をあまり語らない印象の赤木さんですが、23歳でご結婚されて娘さんが1人います。
旦那さんはすでに亡くなられ、現在は娘さん一家と一緒に暮らしているそうです。
2人のお孫さんもいらっしゃるのですが、1人は俳優さんです。
野杁俊希(のいり としき)さんという方で、舞台を中心に活動されています。
俳優になることを1番に賛成してくれたのは赤木さんだったそうで「俳優は40歳になった時にわかる。
焦らず目の前の仕事に集中しなさい」と助言をしてくれたとのこと。
芸歴67年の重みを感じる言葉ですね。
まだ27歳の野杁俊希さん、これからの活躍が楽しみです。
「金八先生」の中で、わたしには印象深いシーンがあります。
戦争を軽く扱う生徒たちに、赤木さん演じる君塚校長が怒りの涙を流しながら、戦争のむごさを語るシーンです。
子供心にすごいリアルさを感じました。
実は赤木さんの出生地は満州。
9歳で帰国されましたが、満州で終戦を迎えています。
「戦争のことを思い出すのは辛い」とご家族にも戦争について語ることはないといいます。
よほど辛い体験をしたのでしょう。
あの時の涙は演技ではなかったんですね、心に響いた訳がよくわかりました。
おわりに
現在は、自宅で好きなテレビを観ながらのんびりと過ごすことが多いという赤木さん。
でも、お気持ちは現役復帰を目指しているそうで、孫の俊希さんがリハビリに付き添うこともあるのだとか。
ナレーションや朗読劇なら問題はないそうなので、また元気なお姿を見ることができたらうれしいですね!