「葉山ゆい」という人物が、大阪を中心に巧妙な詐欺を行っていると話題になっています。

新年会や誕生会などの幹事になったと、実在する取引先に、架空の招待状を送り、パーティーのビンゴの景品としてネット通販大手「アマゾン」のギフト券をだましとった詐欺の犯人が名乗った名前が葉山ゆいです。

パーティーを装ったアマゾン詐欺の内容とは?

よく知っている取引先から「パーティーのビンゴの景品にしたいので協力お願いします」と「アマゾン」のギフト券(電子マネー)を指定したメールアドレス宛てに送るよう指示された内容の招待状が届きます。「おもてなし女子チームの葉山ゆい」と名乗っています。

送りつけられた方は、よく知っている会社から、きちんとした書面で届くので、疑う余地がない。葉山ゆいという人物がほんとにいるかと確認せずに、支払ってしまいます。

サプライズ的な感じのする文面になっているので、相手会社に問い合せしづらいと思わせています。

支払いもパソコンからメールに送ればいいだけなので、銀行に出向くことがなく、その場で送くる事ができてしまいます。第三者の目に触れる事がありません。要求してきた金額も3万+α程度だった為支払いやすかったなと、詐欺とは気づきにくい巧妙な手口でした。

1ヶ月で、4人から18万円だまし取っています。

12月という事もあり、忘年会などがある時期と重なった為に信用してしまった点もあげられます。

振り込みだと振込先口座から足がついてしまう、現金の手渡しなんかは実際に相手と会わないといけなくなる為、顔も合わせず、話もしないで済み、電子上のメールだけで済んでしまう為に利用されたのでしょう。

きちんとした文面でも、何かを要求してくるのは、注意しないといけません。

葉山ゆいは実在するのか?

決論から言うと、葉山ゆいは架空の人物です。

招待状には、顔写真や土下座した画像があるようですが、存在しません。

筆跡鑑定した所、その招待状は、女てはなく、男筆跡であるという結論になりました。

他人から言われた通りに書こうとしているのが伝わってくるということで、1人ではなく、複数いると思われます。

決論として、葉山ゆいは男で、複数犯である。

葉山ゆいと検索すると、ツィッターなどでヒットしますが、違う人です。

犯人とされて迷惑していました。

案内状の顔写真も全く関係のない、人のものを使い、メールアドレスと追跡不可能なロシア経由のものを使用しているなど、明らかに、極悪な詐欺集団の手口です。

増える電子マネー詐欺、その対処法は?

「電子マネー詐欺」と聞いても、ピンと来ない人もいるでしょう。

代表的な手口としあげられるのは、アダルトサイトから不正な請求を受けた男性が「閲覧料」の支払いを電子マネーで強要されるものがあります。

誰でも簡単にコンビニなどで購入でき、電子マネーに記載されている番号を伝えてしまうと相手にその金額が盗まれてしまいます。

銀行や郵便局のATMだけでなく、コンビニの電子マネー購入にも注意を呼びかけるようになりました。

しかし、今回のような件だと、パソコンから購入でき、相手にギフトのIDを教えてしまっているので、そのような不審な手紙がきた場合、やはり、相手に確認する必要があります。

また、自己判断ではなく、第三者に相談する事を忘れてはいけません。

詐欺に会わないためには、基本怪しいメールは開かない事、必ず誰かに相談する事。

電子マネーでの支払いなどは、通常ありえない事なのて、まず疑う事、知人からLINEなどで、変な要求が来たときは、必ず本人確認をする事です。

詐欺は年々巧妙な手口になってきましたが、冷静に考えると、怪しい点やおかしい点、矛盾している点などがある筈です。

完璧な詐欺などありません。

一歩立ち止まって考えるということを常に意識して行動しましょう!!

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