ミュージシャンでありアーティストとして長く活動を続けている玉置浩二ですが、2010年にFNS歌謡祭ドタキャン事件を起こしたことによって統合失調症を発症している事が判明しました。
FNS歌謡祭ドタキャン事件とは名前の通り、当時出演予定であった生中継番組であるFNS歌謡祭を病気を理由にドタキャンしたと言う内容のものです。
病気が理由であるならば仕方ないと思われるのですが、問題となっていたのは当時みられていた玉置浩二の奇行です。
FNS歌謡祭前に開催された福岡でのコンサートでは開始早々ろれつが回っていない状態だったため客からのブーイングが酷く、それに対しても暴言を吐き捨ててコンサートが途中で中止してしまうと言う出来事がありました。
これによってファンなどから様子がおかしいと言う声が多く届くようになり、FNS歌謡祭ドタキャン事件をきっかけにして長いこと統合失調症で苦しんでいたと言う事実が公開されたと言われています。
ただしこの事件での病気は統合失調症によるものなのかどうかと言うよりも治療に用いられていたステロイドが原因ではないかと考えられている部分もあったようで、特に状態が酷かった時期はステロイドを始めとして多くの薬を使った治療が行われていたことから副作用で体調が悪化したのではないか?とも言われています。
また統合失調症のほかにもうつ病を患っていると言う報告もあり、それによって気分が上下してしまったりとテンションがおかしくなっている時もあるようで、そちらも関係しているのではないかと言うファンの声もあります。
いずれにしてもドタキャン事件はステロイドによるものなのか病状の悪化なのかと言う部分は不明とされており、いずれも考えられるということから多くのファンが不安と心配を抱えています。
現在の病状としては統合失調症に関しては入院治療を行った時期もあったためある程度安定しているとされているのですが、憩室炎や急性膵炎など精神面の状態以外にも身体面の状態が悪化してきている部分も見られています。
そのため休養などを時折挟みながらの活動となっているので、今後どのように病状が変わっていくのかと言うところに注目が集まっています。