ヒクソングレイシーと言えば、 15年前に日本でグレイシー柔術を披露した人物になります。

ヒクソンは、ブラジル出身の男性柔術家で総合格闘家。

グレイシー柔術は、八段を誇る父、兄弟、子供も合わせて「グレイシー一族」と呼ばれています。

日本では、総合格闘技の試合で有名な選手を相次いで破り、ファンにすごいという実感を与えた選手です。

グレイシー柔術の戦闘スタイルは、相手をパンチで攻撃、最後は絞め技や関節技に持って倒すのが主流になります。

中でも、両腕で首を固め絞めて落とす技は、ヒクソンの代名詞。

落とされた選手は、意識が遠のき痙攣するなど戦った中には死ぬかと思ったと語る選手もいるようです。

現在は、試合が動画などで見る事ができるので日本のファンは、すごさを感じれるでしょう。


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唯一無二の王者、ヒクソングレイシー

ヒクソングレイシーの強さを象徴する肩書に生涯戦績が400戦無敗という実績があります。

弟も強く日本で試合を行った時がありますが、兄は私の十倍強いと発言しています。

日本人とグレイシーの因縁をひもとけば、安生洋二さんの道場破り失敗から始まり、船木誠勝さんも高田延彦さんも日本の選手は誰も「ヒクソングレイシー」には勝てなかった経緯があります。

その頃は「グレイシー柔術最強」という印象が強かった。

しかし次世代のエースとして初期のプライドリングで活躍した“IQレスラー”桜庭和志の出現によって「グレイシー柔術」は難攻不落ではないと日本人の意識も変わってきました。

今では「グレイシー柔術」はそこまで恐れるに足りないという風潮があります。

あの頃、グレイシー狩りを得意としていた桜庭和志とヒクソングレイシーが対決したら、どっちが勝っていたのでしょうか?

確かに「グレイシー一族」に勝ったことがある日本人選手は、それからも何人もいましたが「ヒクソングレイシー」に勝った日本人はいなかった…

やはり「ヒクソングレイシー」という人物の強さは“破格”だったわけです。

グレイシー充実の鍛え方は、とてもナチュラル

また、自然な生き方を追求しており、ヨガなどの技術や呼吸法を取り入れた独特のトレーニングを行っています。

ヨガの基本は、呼吸を深めて自分に集中し、硬くなっている体の部位を気持ちよく伸ばして体を活性化 させる運動になります。

柔術に取り入れる事で、自然と一体化した身体能力を身に付ける事がで可能になったみたいです。

世界最強を継ぐべき息子の奇妙な死…その死因は?

そんなヒクソングレイシーには、息子のホクソングレイシーがいました。

父が日本で試合をする際は応援に来るなど尊敬していたようです。

しかし、息子であるホクソングレイシーは、2000年12月、ニューヨークのホテルの一室で死体で発見されています。

日本では2001年2月、ニューヨークの道場に通う際にバイク事故で亡くなったとされましたが事実は大きく異なっています。

発見された当時、身元不明死体であったため、家族に知らされることなく埋葬される事になります。

身元が判明したのは2か月も経ってからになり、ホクソンの血液からはアルコールとドラッグが検出されました。

死亡の死因は、おそらくアルコールとドラックの多量摂取によるものと言えます。

息子を失った、父ヒクソンの悲しみは計り知れない

日本の有名選手と対戦する予定だった息子の死にヒクソングレイシーは、かなりショックを受ける事になります。

試合をキャンセルし、ヒクソンは息子の死を乗り越えることは人生で他に比べようのないほど厳しいことだったと言っています。

その後、3年間は全くトレーニングをすることができなく、悲しみは心に深く残っています。


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