アーティストの黒木渚さんが活動の休止を発表した理由でもある咽頭ジストニア。


神経疾患のひとつでもあるジストニアの中でも咽頭ジストニアは咽頭部に筋肉収縮が持続して起こり、自分ではコントロールすることのできない病気です。


これまでにも歌手やアナウンサーなど、多くの著名人が患ったこともあり、咽頭部以外の部分にも発症することもありました。


そこで今回はこの咽頭ジストニアに関して、具体的症状や原因、治療方法などについて、詳しくご紹介します。



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咽頭ジストニアの症状は?


咽頭ジストニアの症状の特徴としては、声量が減ること、声が低くなること、悪化すると声が出なくなること、声を出す時に違和感を感じるなどの症状があげられます。


咽頭ジストニアの原因としては、脳内にある神経の障害によるものと言われています。


主に声を使うことが多い職業についている人に発生することがあり、歌手、ナレーター、アナウンサー、声優などの職業についている人には、特に多く見られます。


ジストニアの種類としてては、他の疾患が原因で起こる二次性のもの、原因不明で起こる特発性のものがあります。


また咽頭などの局所性のジストニアは、成人してからの発症がほとんどだと言われています。


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どんな治療をすればいいの?


具体的な治療方法としては、その症状の度合いや経過によって治療をすすめる科が異なり、神経内科、整形外科、耳鼻科などに分けられます。


治療方法は薬の服用や外科的手術などがあげられます。


しかしジストニアの特効薬はいまのところ開発されていないので、症状の改善に向けたリハビリをすすめていく場合もあるでしょう。


咽頭ジストニアを発見する方法は?


咽頭ジストニアを自分で発見する検査方法の項目としては、うまく声が出せない、ストレスがたまっている、声を使う職業である、のどの筋肉の痛み、声が小さくなったなどの項目があります。


この中で2つ以上あてはまった場合には、医療機関での診察をおすすめします。


咽頭ジストニアの予防法は今のところわかっていません。


しかしジストニアはストレスにも大きく関与するといわれているので、ストレスをうまく発散し、溜めこまないように気を付けるようにしましょう。


また少しでものどに違和感を感じ、咽頭ジストニアが疑われる場合には、すぐに医療機関を受診するようにするといいです。


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